New Study Reveals Nearly One Quarter of Dutch Millennials and Gen Z Believe the Holocaust Was a Myth or Exaggerated
https://www.claimscon.org/netherlands-study/


2023年01月30日13時33分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023013000103

 第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について、オランダの若者世代の約4人に1人が「作り話」だと認識していることが、米NPOの調査で明らかになった。ポーランドのアウシュビッツ強制収容所が旧ソ連軍に解放されて今月で78年が経過し、戦争の記憶が薄れている実態が浮き彫りとなった。

 ホロコーストの犠牲者は推計約600万人。オランダからは10万人超が強制収容所に送られたとされる。「アンネの日記」で知られるアンネ・フランクもその一人。アムステルダムの隠れ家で警察に逮捕され、1945年2月にドイツの強制収容所で死亡した。

 調査結果によると、回答者の12%がホロコーストを「作り話」と考えるか、もしくは「ユダヤ人の犠牲者数が大幅に誇張されている」と認識していた。40歳未満に限ると、その割合は23%に上った。また、回答者の27%、40歳未満の32%は、アンネ・フランクが強制収容所で死亡したことを知らなかった。