2022.09.20 Tue posted at 07:50 JST
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35193476-2.html

英スコットランド・グラスゴーを拠点とするサッカークラブ、セルティックFCのサポーターらが、スタジアムで英王室への反感を示す歌を歌う出来事があった。当該の歌は、亡くなった英エリザベス女王を称賛する目的で選手や観客らが1分間の拍手喝采を行う中で歌われた。

1分間の喝采は、18日の試合でセルティックをホームに迎えたペイズリーのクラブ、セント・ミレンが女王を追悼するために計画していたもの。試合前に喝采が始まったところ、アウェー側のスタンドに陣取ったセルティックのサポーターが横断幕を広げた。

横断幕には「ロイヤルファミリーが嫌いなら手をたたこう」とあり、サポーターらは同じ文言の歌を喝采の間中歌い続けた。

試合はセルティックが2―0で敗れた。

試合を放送したスカイはCNNに対し、喝采の間スタジアムのマイクの音量を下げて上記の歌を聞こえにくくしたことを確認。喝采の後、実況担当者は「視聴者の皆さんが何か不快に感じるものを耳にしたならおわびします。大半の人々は敬意を表しましたが、中にはそうでない人たちもいました」と述べた。

セルティックのサポーターの一団は14日のチャンピオンズリーグ(CL)の試合でも君主を侮辱する内容の横断幕を掲げ、 欧州サッカー連盟(UEFA)が調査に乗り出していた。

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