0001Ttongsulian ★
2022/09/18(日) 20:22:18.72ID:CAP_USERhttps://jp.reuters.com/article/lebanon-electricity-outages-idJPKBN2QH0FV
レバノン国民は食品や燃料の価格高騰、深刻な電力不足、通貨下落の進行といった打撃に苦しんでいる。さらにここへ来て、生活に欠かせない2つのインフラへのアクセスが絶たれる懸念が生じている。携帯電話とインターネットだ。
レバノンの救急サービス電話「140」は、レバノン赤十字社によって運営され、1日560件の救急通報に対応している。先週、回線がダウンしたため、レバノン赤十字社では臨時の番号をツイッターとフェイスブックに投稿した。
「問題は、インターネットにアクセスできる人がそれほど多くなく、したがって投稿も読んでもらえないという点だ」。レバノン赤十字のナビー・ジャブル事務次長はトムソン・ロイター財団の取材に対し、こう明かした。
代替となるインターネットベースのVoIP回線は、救急要請に対応するには能力不足だという。また、国営通信会社オジェロが運用するネットワーク伝送設備を稼働させるための燃料が不足しているため、通常の電話回線と同じようにダウンするリスクがある。
財政破綻状態にあるレバノン政府は発電所の稼働を維持しようと苦慮しているが、住宅向けの電力供給が1日わずか1時間に留まることも多い。経済的に余裕のある家庭ではディーゼル燃料を購入して自家発電を行っている。
「通常の電話回線とVoIP回線の双方がダウンしたら、もちろん救急車を呼ぶこともできなくなる。そうなると病院への患者搬送が大きく遅れるか、安全性に問題のある一般車両で搬送することになる」とジャブル副総裁は言う。「要は、通信手段の喪失は生命の損失につながりかねない」
《以下ソース》