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2022/09/14(水) 13:04:07.03ID:CAP_USERhttps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR139Q10T10C22A9000000/
アルメニアとアゼルバイジャンの国境で12日深夜から13日未明にかけ、軍事衝突が起こった。アルメニアのパシニャン首相は13日、アゼルバイジャン側の攻撃で49人のアルメニア軍の兵士が死亡したと明らかにした。両国はいずれも旧ソ連の構成国で、係争地のナゴルノカラバフを巡って対立してきた。
ロシア大統領府は13日、停戦に向けて仲介を始めたと表明した。ブリンケン米国務長官も即時停戦を求める声明を出した。
アルメニア国防省によると、アゼルバイジャン軍は国境近くのアルメニア軍の陣地や民間施設などをドローン(無人機)や迫撃砲で攻撃した。一方、アゼルバイジャン側は、国境地帯でのアルメニア側による大規模な破壊活動でアゼルバイジャン軍に被害が出たと主張している。
アルメニア政府は、ロシアと同国主導の集団安全保障条約機構(CSTO)、国連安全保障理事会に対し、領土に侵入されたと訴えた。
住民の多数をアルメニア人が占めるナゴルノカラバフはアゼルバイジャン領内にある。ナゴルノカラバフを巡る両国の対立は2020年9月、大規模な軍事衝突に発展し、双方で計数千人が死亡した。ロシアの仲介で同年11月にはロシアの仲介で両国が停戦に合意した。実際にはアゼルバイジャンの勝利とされ、アルメニアが実効支配していたナゴルノカラバフの大半を奪還していた。