エルドアン大統領とチャウショール外相、東地中海をめぐりギリシャに抗議
https://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2020/08/14/erudoanda-tong-ling-totiyausiyoruwai-xiang-dong-di-zhong-hai-womegurigirisiyanikang-yi-1473139

Turkish Navy to continue protecting Oruç Reis vessel in Eastern Mediterranean
https://www.dailysabah.com/politics/eu-affairs/turkish-navy-to-continue-protecting-oruc-reis-vessel-in-eastern-mediterranean

ORUC REIS (Research/Survey Vessel) Registered in Turkey
https://www.marinetraffic.com/en/ais/details/ships/shipid:4614951/mmsi:271044654/imo:9675470/vessel:ORUC_REIS

2020-08-15 00:10
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200815000200108

トルコとギリシャが東地中海の天然ガス探査に置いて対峙する中で両国軍艦のあいだで『接触事故』が発生した。

レジェップ・タイイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)トルコ大統領は14日(現地時間)記者たちと会った席で「ギリシャの軍艦が我々の地質調査船『オルチレイス(Oruc Reis)』を攻撃しようとした」として「我々の民間船舶に対するどのような攻撃も受け入れることはできない」と話した。

続いて「ギリシャがオルチレイスに対する攻撃を継続すれば、同じように報復するだろう」と付け加えた。

ギリシャ国防消息筋によれば、両軍艦の衝突は去る12日に起きた。

オルチレイスとトルコ軍艦は東地中海のキプロス島とギリシャの領土であるクレタ島の間の海域を航海して、ギリシャ軍艦はトルコ側の艦艇を近距離で警戒していた。

そうした中で『オルチレイス』に接近したギリシャの護衛艦である『リムノス(Limnos)』とトルコの護衛艦『TCGケマルレイス(TCG Kemal Reis)』の移動経路が重なって、リムノスは衝突を避けるために回避機動に入った。

しかし、リムノスの艦首がケマルレイスの後部に衝突する『接触事故』が発生した。

ギリシャ国防関係者はロイター通信に「これは事故だった」として「リムノスは破損せず、翌日クレタ島近くの海域でフランス海軍との合同訓練にも参加した」と話した。

しかし、トルコはこれに置いてギリシャの『挑発』と糾弾した。

メブリュト・チャブシオール(Mevlut Cavusoglu)トルコ外相はこの日「ギリシャは2日前のような挑発を中断しなければならない」として「そうでなければ必ず対価を支払うだろう」と警告した。

続いて「アテネは理性を持って行動する必要がある」として「ヨーロッパ連合(EU)はギリシャ擁護を中断しなければならない」と要求した。

世界的に有名な『ライバル』であるトルコとギリシャは地中海東部の天然ガス探査・試掘に置いて葛藤をもたらしている。

トルコは去る11日からアンタルヤ南部海域とキプロス島西側海域にオルチレイスを投入して天然ガスを探査中だ。

オルチレイスの作業海域はギリシャの領土であるロードス島・カルパトス島・カステロリゾ島の近くで、ギリシャが主張する排他的経済水域(EEZ)と重なる。

第1次世界大戦の終戦直後に戦争を行ったトルコとギリシャは1923年にローザンヌ条約を締結して、イスタンブール近くの東トラキア地域はトルコの領土に、トルコとギリシャ間の海であるエーゲ海の島の大部分はギリシャの領土にすることで合意した。

しかし、トルコから裸眼で確認可能な島までギリシャの領土になり、両国はEEZを置いて数十年間葛藤をもたらしている。

特に、カステロリゾ島はトルコの海岸で2kmほど離れる一方、ギリシャ本土からは約580kmの距離にある。

トルコは面積10キロ平方メートルに過ぎないカステロリゾ島を根拠にギリシャが4万キロ平方メートルに達する海洋管轄権を主張すると批判してきた。