2020-04-10 03:09
https://www.yna.co.kr/view/AKR20200410004200099

アフリカ南部ボツワナのモクウィツィ・マシシ(Mokgweetsi Masisi)大統領と議員63人全員が14日間の自宅隔離に入るとAFP、ブルームバーグ通信などが9日報道した。

前日に議員たちの新型コロナウイルス感染症感染の可否を確認した看護師1人が夜に陽性反応を見せたことによる措置だ。

当時看護師はマシシ大統領が提示した非常事態6ヶ月延長案を議論するための特別会議で、出席した議員たちの一部で発熱の可否など体温をチェックしていた。ボツワナではマシシ大統領自身も議会の構成員だ。

このため、大統領を初めとして全ての与野党議員は9日から自宅隔離に入るだろうとマラキ・チパヤゲ(Malaki Tshipayagae)公衆保健局長が国営TVを通じて発表した。

チパヤゲ局長は議員たちに「皆さんはできれば自宅隔離しなければならず、でなければ我々が隔離場所を提供する」としながら「14日後に検査して、陰性反応が出れば隔離を解除するだろう」と話した。

マシシ大統領は先立っての自宅隔離してから1ヶ月も経たずに2度目の自宅隔離に置かれた。

彼は先月21日に隣国ナミビアで開かれたハーゲ・ガインゴブ(Hage Geingob)大統領の就任式に出席した後、自ら自宅隔離に入った。当時ナミビアは確定診断者が3人おり、後にマシシ大統領は陰性判定を受けた。

内陸国家であるボツワナの累積確定診断者数は過去1週間の倍に跳ね上がった13人になり、死亡者も1人発生した。

マシシ大統領は新型コロナが手の施しようもなく拡散した場合、ボツワナのような発展途上国は対応するインフラと技術が不足だとしながら6ヶ月の非常事態延長を要求して、ボツワナ議会は9日これを承認した。マシシ大統領は去る2日夜12時を期して非常事態を宣布している。

ボツワナの憲法は21日間の非常事態宣布規定があり、延長時は議会の同意を得るようにしている。

これと別途でボツワナ政府はこの日、非常事態期間に企業が従業員たちを解雇することができないようにする規定を公布した。


Botswana Places Cabinet, Parliament in Quarantine Over Virus
https://www.bloombergquint.com/politics/botswana-places-cabinet-parliament-in-quarantine-over-virus