2020-01-16 09:12

 中国メディア・環球網は15日、日産の元会長カルロス・ゴーン被告が日本からレバノンに逃亡して以降、世界のミュージシャンたちの間で自身の楽器ケースに入ることが流行する一方、日本の楽器メーカーがやめるよう呼びかけていると報じた。

 記事は、ゴーン被告が昨年末に監視をかいくぐって日本からレバノンに逃亡した際、楽器ケースの中に身を潜ませたとの報道が流れ、世界的な注目を集めたと紹介した。

 そして、世界各地のミュージシャンが続々と自身の楽器ケースに入る様子をカメラに収め、SNS上にアップし始めたとし、テューバやコントラバス、ハープなどの大型楽器に入り込んだり、赤ちゃんをギターケースに入れたりといった写真が見られたと伝えている。

 一方で、日本の楽器メーカー・ヤマハがSNS上で「多くのネットユーザーがSNS上で楽器ケースに入る写真を掲載しているが、悲しい事故の発生を避けるためにもやめてほしい」とし、楽器や音響機器を収納するために設計されたケースを正しく使用するよう呼びかけたことを紹介した。

 ゴーン被告が楽器ケースに入って逃亡したとの情報について、中国のネットユーザーは「ぜひこのネタで映画を撮って欲しい」、「Mr.ビーンの逃亡記だ」とし、実際にケースに入ったかどうかに関わらず映像作品化を望む声を多く寄せている。また、ゴーン被告について「逃亡した人物がこんなに堂々としているのは、初めて見た」との感想を残すユーザーも見られた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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