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2019/04/12(金) 13:40:12.05ID:CAP_USER【4月11日 時事通信社】スーダンで11日に辞任したバシル大統領(75)は、軍の将校だった1989年6月、無血クーデターで革命委員会議長として権力を掌握した。以後30年、大統領に再選されながら長期政権を築き「独裁者」として君臨してきた。
スーダン西部ダルフール地方で2003年に本格化した紛争では、イスラム化を推進するバシル大統領の支援を受けたアラブ系民兵組織ジャンジャウィードがアフリカ系反政府勢力を無差別に襲撃。約30万人が死亡し、人道支援を必要とする国内避難民は170万人を超えるとされる。
国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は09年、戦争犯罪や人道に対する罪で現職の国家元首に対しては初めて、バシル氏の逮捕状を発付した。国外に渡航すれば拘束の危険がありながら、バシル氏はエジプトや南アフリカ、サウジアラビア、中国など友好国への訪問を続けた。
スーダンでは1980年代、南北内戦が激化した。バシル氏は、イスラム教徒が多い北部に対し、キリスト教徒が多数派の南部の独立を容認。11年の住民投票で独立賛成が約98%を占め、同年7月には「南スーダン」として独立した。
一方でバシル政権は1990年代、国際テロ組織アルカイダ首領だった故ウサマ・ビンラディン容疑者や、ベネズエラ人の国際テロリスト「カルロス」(別名ジャッカル)をかくまってきたことで知られる。米国は93年にスーダンを「テロ支援国家」に指定した。
しかし、スーダンは近年、米中央情報局(CIA)に協力しているとされ、米国は17年、スーダンへの経済制裁を解除。欧州諸国とも関係改善に努めていた。(c)時事通信社
・Omar al-Bashir is gone. It was Sudan’s 30 years of anger that ousted him
https://www.theguardian.com/commentisfree/2019/apr/11/omar-al-bashir-sudan-ousted-regime-president
(バシル大統領(75))
https://i.imgur.com/x8A9MVA.jpg
2019年4月11日 22:15 AFP
https://www.afpbb.com/articles/-/3220434?act=all