・極右による犯罪が記録的なレベルに

昨年(2018年)ドイツで極右が1万9105件の犯罪を犯した。

「3月21日世界差別との戦いの日」にちなんで、ドイツ政府による、極右の侵した犯罪に関する連邦議会での質問への回答によると、ドイツに難民が流入した後2016年に極右が犯した犯罪が2万3555件という記録的な件数に達した。

専門家は、大半の人々が不服を申し立てなかったことで多くの犯罪が記録されておらず、実際の犯罪件数はさらに高い可能性があると述べている。

2018年1−4月に極右による215件の暴力行為が記録され、この件数は8月に563件、年末に1072件に達した。

2018年1−9月にドイツでモスクやムスリムに対して578件の攻撃が行われた。同年の1−3月に196件、4−6月に192件、7−9月に190件の攻撃が記録された。2018年の10−12月の件数はまだ明らかにされていない。

ムスリムに対して暴言や嫌がらせなどの犯罪が犯され、モスクにも「物的被害」「壁への落書き」などの攻撃が行われた。

ドイツ内務省のデータによると、2018年に極右が難民に対して1775件、難民の宿泊施設に対しても173件の攻撃を行った。攻撃で、子ども14人を含む315人が負傷した。

昨年、極右はユダヤ人に対しても670件の攻撃を行った。そのうち19件は暴力を含んでおり、10人が負傷したことも伝えられた。(2019年3月21日)


・過激派の右翼としての可能性がある人数は合計24,000人に上る
https://www.verfassungsschutz.de/de/arbeitsfelder/af-rechtsextremismus/zahlen-und-fakten-rechtsextremismus/rechtsextremistisches-personenpotenzial-2017

(画像)
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21.03.2019 TRT
https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/03/21/doitu-ji-you-niyorufan-zui-gaji-lu-de-nareberuni-1168183