EU=ヨーロッパ連合の主要な加盟国であるフランスとイタリアの対立が深まっています。フランス政府は移民の受け入れなどをめぐり、対立するイタリア政府が悪意のある発言を繰り返していると批判し、イタリアに駐在する大使を召還する異例の措置に踏み切りました。
フランス外務省は7日、声明を発表し、この数か月間、イタリア政府が、フランスに対するいわれのない非難や悪意のある発言を繰り返していると批判しました。

そのうえで、イタリアがフランスとの関係を維持したいのか疑問だとして、イタリアに駐在する大使の召喚に踏み切ると明らかにしました。ヨーロッパの主要国の間で大使を召還するのは、極めて異例の措置です。

イタリアでは去年、EU=ヨーロッパ連合に懐疑的な立場を示す新政権が誕生し、これ以降、移民や難民の受け入れなどをめぐって、たびたびフランスと対立しています。

さらにイタリアのディマイオ副首相が、フランスでマクロン大統領への抗議活動を続ける人たちと会談して支持を表明したことから、両国の対立は激しさを増していました。
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NHKニュース
2月8日 12時44分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20190208/k10011807911000.html