Jessica Davis Plüss and Dominique Soguel-dit-Picard in Davos
2019-01-24 11:30

膨大な量のプラスチックごみによる環境汚染が世間の関心を集めている。スイス・ダボスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でも議論されているが、本当の取り組みはまだこれからだ。

年間800万トンを超えるプラスチックごみが海に流れ込んでいる。毎分、ごみ収集車1台分のプラスチックごみが捨てられていることになる。日本などの海洋国にとって深刻な問題だ。日本の安倍晋三首相は23日、ダボス会議で講演し、6月に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、マイクロプラスチック汚染対策を参加国首脳陣に呼び掛けるとの意欲を示した。マイクロプラスチックは、海に流出したプラスチックごみが劣化してできる微小な粒だ。
安倍首相はダボスで満場の聴衆にこう話した。「太平洋の最も深いところで今、とんでもないことが起きている。海底にいる小さな甲殻類の体内から、非常に高い濃度の有毒汚染物質PCB(ポリ塩化ビフェニル)が見つかっている。マイクロプラスチックが原因だという意見がある」
海が直接汚染されているわけではない。米国の科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン他のサイトへ」のレポートによれば、プラスチックごみの大半が10の河川に集まっており、その多くは東南アジアにあることが分かった。
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://www.swissinfo.ch/jpn/society/2019%E5%B9%B4%E3%83%80%E3%83%9C%E3%82%B9%E4%BC%9A%E8%AD%B0_%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%94%E3%81%BF%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%82%82%E6%B6%88%E8%B2%BB%E8%80%85%E3%82%82%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E9%A0%BC%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%82%92/44708032