・テロ容疑者2人射殺 タイ深南部パタニー

【タイ】今月10日、タイ深南部パタニー県の学校で、教師、生徒の警護に当たっていた自警団員の男性4人が武装した複数の男に銃で撃たれ死亡した事件で、タイ当局は12日、パタニー県内の村の民家に立てこもった容疑者2人(38、30)を銃撃戦の末、殺害した。

 この銃撃戦で、タイ兵1人と女児(8)がけがをした。

 兵士、警官ら約100人が早朝から民家を包囲し、投降を呼びかけたが、容疑者は自動小銃などを発砲して抵抗。タイ当局側も応戦し、数時間後、2人の死亡を確認した。

 死亡した2人は深南部の分離独立を掲げるマレー系イスラム武装勢力のメンバーとみられ、複数の逮捕状が出ていた。

 タイ深南部は住民の大半がマレー語方言を話すイスラム教徒で、一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、タイ当局との武装抗争を続けている。2004年以降、1万6000件を超えるテロが発生し、約7000人が死亡した。《newsclip》

(現場の警察)
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2019年1月13日(日) 19時34分(タイ時間) newsclip
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