2018年は世界中で猛暑を記録しているが、アメリカ・カリフォルニア州デスバレー国立公園では、7月の平均気温が42.3℃になった。これは、観測された気温として、世界で最も高い月平均気温だ。

デスバレーでは、1年前の2017年7月にも月平均気温41.9℃を記録したが、2018年はそれを上回るさらに暑い月となった。

ハフポストUS版などによると、デスバレーが7月にどれほど暑かったかを示す、以下のようなデータが記録された。

・7月24〜27日の4日連続で、最高気温が52.8℃だった。

・最高気温が48.9℃を超えた日が21日あった

・最高気温が45℃を下回った日はなかった。また、最低気温が37.8℃を下回らない日が少なくとも10日間あった。

デスバレーでは1913年7月に、世界最高気温の56.7℃が記録されている。

デスバレー以外でも、世界各地で異常な猛暑が記録されているが、このままでは人間が住めない場所が出てくると指摘する専門家もいる。

「地球温暖化が進めば、熱帯地方や亜熱帯地方の広い地域は、人間が住むには暑すぎる場所になる可能性があるでしょう」と、ペンシルベニア州立大学・地球システムサイエンスセンターの気候科学者マイケル・マン氏は警告する。

異常な暑さや高気温の原因として、マン氏は人間の活動による気候変動と気候の変化を挙げる。

「世界各地で目撃されているかつてない異常気象は、ジェット気流が弱まったり変化したりすることで起きる気象のこう着状態と気候変動が関係している可能性があることが、我々の研究からわかっています」

日本でも暑い日が続いている。気象庁は7月の平均気温が東日本で過去最高となったと発表した。

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https://www.huffingtonpost.jp/2018/08/01/death-valley-hottest-month-of-the-world_a_23494297/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001