【ニューヨーク時事】片手5本の爪の長さの合計が世界最長というギネス世界記録を持つ
インド人男性シュリダハル・チラールさん(82)が1952年から伸ばしていた左手の爪を切り、
米ニューヨークの博物館「リプリーズ・ビリーブ・イット・オア・ノット!タイムズスクエア」で11日、公開された。

 博物館によると、5本の指の中では親指の爪が最も長く217センチ。
5本分すべて合わせると943.6センチで、3階建ての建物の高さに相当する。
インドでは歴史的に、長い爪が裕福さの象徴とされているという。
ただ、年齢を重ねるにつれ、普通の生活の維持が一層困難になり、爪を切った上で保存することを希望した。
 チラールさんは以前、インド政府の広報カメラマンとして活躍していた。
公開式典に合わせて訪米し、「(爪を切れば)自分が有名ではなくなるのではないかという不安が少しあった。
しかし、今や私の爪が永遠に記憶され、世界中の人に見てもらえるようになった」と話した。
(2018/07/12-09:58)

■11日、米ニューヨークの博物館で公開された世界一長い爪
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時事ドットコム
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