トランプ米大統領は27日、7月に欧州を歴訪するのに合わせてロシアのプーチン大統領と会談する考えを表明した。
会談は7月11、12両日にブリュッセルで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後になるとし、
開催地はフィンランドの首都ヘルシンキかオーストリアの首都ウィーンになる可能性があると述べた。
ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。

 トランプ氏は、ロシアでプーチン大統領と会談したボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の報告を待って、
近く米露首脳会談の実施を正式に発表するとした。

 また、会談ではシリアやウクライナの情勢を協議するとし、
「ロシアや中国と良い関係を築くことは世界にとって良いことだ」と強調し、
プーチン氏との会談で「前向きな成果を引き出せる」との認識を示した。

 トランプ氏はNATO首脳会議後、英国でメイ首相との会談も予定している。

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産経ニュース
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