0001しじみ ★
2018/01/28(日) 00:15:25.21ID:CAP_USERドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は26日、
スイス・ダボス(Davos)で開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し、
米経済の好調ぶりをアピールした。
一方で、演説後の質疑応答では、自身に好ましくない報道をするメディアを批判したことで
聴衆からブーイングを浴びる一幕もあった。
今回がダボス会議初出席となるトランプ氏は15分間におよぶ演説で、
貿易と安全保障上における「米国の友情とパートナーシップ」を約束し、
「『米国第一』は『米国だけ』を意味するわけではない」と強調。
「世界は、強く栄えた米国の復活を経験している。米国は営業を開始し、われわれは競争力を取り戻した」と述べた。
ただ、新たに公表されたデータによると2017年第4四半期の米経済成長率は第3四半期から低下しており、
トランプ氏の言葉に影を落としている。
トランプ氏は、今回の演説では無難かつ慎重な表現のみを使用。
集まった1500人の聴衆の中には世界で最も「優秀な市民」が含まれていると賞賛した。
また、米国は自由貿易を支持すると述べ、
自身が就任直後に離脱を表明した環太平洋連携協定(TPP)に復帰する可能性もあると示唆。
一方で「しかしそれ(TPP)は公正かつ互恵的でなければならない」と述べ、知的財産権侵害や補助金、
国家主導の計画経済といった「略奪的行動」を非難した。
貿易に関する発言に対し聴衆から反応はなかったが、
演説後の短い質疑応答でトランプ氏が話題を変え、
メディアに対して「意地が悪い」「悪意のある」「フェイク(偽)」などとの批判を展開すると、
会場からはブーイングが上がった。
しかし全体的に見ると、昨年9月の国連総会(UN General Assembly)で
トランプ氏が発したような激しい非難の言葉はなかったことから、
出席者らからは安堵(あんど)の声が上がっている。
今月、アフリカ諸国を「肥だめ国」と呼んだことが報じられ、
一部から人種差別主義者だと非難されていたトランプ氏は演説前、
現在アフリカ連合(African Union)議長を務めるルワンダのポール・カガメ(Paul Kagame)大統領と会談。
カガメ大統領に対し、今週末に開催される同連合首脳会議で、
アフリカ各国の首脳に「くれぐれもよろしく」伝えてほしいと語った。
だがアフリカから出席した実業家や活動家らの一部は依然として「肥だめ」発言に反発し、
トランプ氏の演説をボイコットした。(c)AFP
画像:スイス・ダボスでの世界経済フォーラム年次総会で演説するドナルド・トランプ米大統領
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AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3160158