0001しじみ ★
2018/01/21(日) 21:14:19.79ID:CAP_USER従来の分析より34万〜46万人も多い人が健康被害で死亡していたと、
このほどアリゾナ大学のキース・メイヤー氏(環境経済学)が分析結果を発表した。
汚染された牧草を食べた牛の乳などの乳製品を摂取した人や、
地域を中西部から北東部にも調査範囲を広げたことで、
従来の推定結果より被害者数が7〜9倍多くなった。
これまでの調査では実験に参加した兵士や周辺住民など約5万人が健康被害を受けたとして、
米政府から20億ドルの賠償金を受け取っている。
メイヤー氏は、
1986年に旧ソ連のチェルノブイリで起きた原発事故の約150倍に当たる放射性降下物が
風により運ばれ全米に降り注いだと指摘、乳製品などの摂取により米全土に健康被害が広がったとしている。
米国は45年7月に西部ニューメキシコ州で初の核実験を大気圏内で実施した。
その後はビキニ環礁など南太平洋のマーシャル諸島で核実験を続けた。
しかし、ソ連が49年に初めて核実験をしたことにショックを受け、
実験回数を加速するため63年まで西部ネバダ州などで大気圏内核実験を実施した。
63年に部分的核実験禁止条約が発効するまで大気圏内核実験は約100回実施された。
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20171228/k00/00e/030/206000c