ことし10月に大規模な山火事の被害が出たアメリカ・カリフォルニア州で再び山火事が発生し、これまでにおよそ2万7000人が避難しています。
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるベンチュラで4日夜、山火事が発生しました。

地元警察によりますと、この山火事でアパートなど150の建物が焼け、これまでにおよそ1万8000ヘクタールが焼失したということです。
また、これまでのところ住民らおよそ2万7000人が避難しています。

火は強い風にあおられて今も燃え広がっていて、消防当局がヘリコプターを使って上空から放水しているほか、地上でもおよそ1000人が消火活動を続けていますが、鎮火のめどはたっていないということです。

山火事が発生しているベンチュラは、ロサンゼルス中心街から北西に100キロほどのところにあり、周辺には日本人観光客にも人気のアウトレットショップがあります。

カリフォルニア州ではことし10月、北部にあるワインで有名なナパ郡周辺で大規模な山火事が発生し、州としては過去最悪の被害となる44人が犠牲になったばかりです。
nhk
12月6日 8時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171206/k10011248061000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_018