副首相が前国王の葬儀妨害を警戒、「厳戒態勢で臨む」

今月下旬に執り行なわれるプミポン前国王陛下の葬儀について、諜報機関が「妨害しようとたくらんでいる者が国内外にいる」と報告したことを受け、プラウィット副首相兼国防相(治安担当)は10月2日、「葬儀において軍と警察は最高レベルの警戒態勢で臨む」と述べた。

同副首相によれば、葬儀を妨げて混乱を起こそうと考えている者らは王室に反対している者や王室について否定的な思想の持ち主という。

前国王の葬儀はサナムルアン(王宮前広場)で行われるが、火葬の儀が執り行なわれる10月26日は約25万人にのぼる市民がサナムルアンを訪れると見込まれている。

バンコク週報
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