仏パリ北部の高速道路で、容疑者の逮捕後、フロントガラスが割れたBMW製の自動車の周囲に集まる警察官ら
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フランス・パリ(Paris)郊外で9日、巡回中の兵士らに車1台が衝突し、兵士6人が負傷、うち2人は重傷を負った。警察は高速道路上での追跡の末、容疑者を逮捕した。

 衝突は、パリ近郊のルバロワペレ(Levallois-Perret)にある兵舎の外で、午前8時(日本時間同日午後3時)頃に発生。BMW製の車が現場から走り去った。

 だが、捜索に関わった情報筋によると、警察はその後、パリの北を走る高速道路でこの車を追跡。容疑者を銃撃し負傷させた末、逮捕した。男は30代後半とみられるという。

 今回の件について、ルバロワペレのパトリック・バルカニー(Patrick Balkany)市長は、「疑いなく意図的な行為」と断言。
ニュース専門放送局BFMTVに対し、兵士が兵舎から出てきた際に車が急加速したと述べた。

 フランスでは治安部隊に対する攻撃が後を絶たず、とりわけ有名な観光地の警備担当者らが標的になっている。

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