2017年7月17日(月)
スペイン語の標準を規定する組織であるスペイン王立アカデミーは、今秋からirosという表現を正式に採用する方針であると、作家でアカデミー会員のアルトゥーロ・ペレス・レベルテ氏が自身のツイッターで明かした。
irosは動詞irse(行ってしまう、などの意)の2人称複数形の命令形として使われているが、正しくはidosであり、irosは誤った用法である。
しかしながら口語表現での浸透率が非常に高いため、採用に踏み切った模様。
ただしアカデミーとしては、特に文語表現においてはidosを推奨するとしている。
また、2人称複数の命令形ではこれ以外の動詞でも間違った言い方が多数浸透しているが、 採用されるのはあくまでirosだけであるという。
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