魔王
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息子を部屋から引きずり出そうと決意するのは誰だ
それは母親と父親
父親は息子の将来に絶望し
母親は社会復帰を願っている 息子よ、何を恐れて働かない
お父さんには魔王が見えないの?
髪をなでつけぼくを見下す魔王が
息子よ、あれはただのケースワーカーだよ
「可愛い坊や、私と一緒においで
職を与えてあげよう
健康保険組合に入ろう
年金もたくさんある。」
お父さん!お父さん!
魔王のささやきが聞こえないの?
落ち着くんだ息子よ
これは当然のことなんだ
「素敵なニー速民よ、私と一緒においで
私の同僚が仕事の面倒を見よう
介護、飲食、運送、小売、なんでもあるぞ」
お父さん!お父さん!
あれが見えないの?
暗がりにいる魔王の娘達が!
息子よ、確かに見えるよ
あれは同伴の事務方さんだ
「お前が大好きだ。税を収めぬその姿が
嫌がるのなら、力ずくで連れていくぞ」
お父さん!お父さん!
魔王がぼくを掴んでくるよ!
魔王がぼくを苦しめる! 両親は見ていられなくなり 目を背けた
ケースワーカーが苦しむ息子を抱きしめて
疲労困憊で事務所にたどり着いた時には
腕の中の息子は息絶えていた おうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっおうっ 禿げてんじゃねえよ卑怯者のキモオタカス
気取ってんじゃねえぞコラスノッピ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています