第百二十九話 人種間闘争


因みに、この世界では戦争が頻繁に起きているので異人種間の配合が進んでいる
欲しい物は手に入れろ だ
日本人の白人コンプレックスは大分解消されてきた頃合いなのだが…
日本固有の遺伝子を守ろうという勢力も存在する
それは名家の末裔だったり、純血主義の日本人だったりするのだが…
エルソナロは前者の方で、そこが誇りでもありコンプレックスでもあったのだ
因みに彼女が大統領になったのは内戦で疲弊している日本をまた活気のある日本にしようという狙いがあったのだ
原点回帰的な意味があった。そこで白羽の矢が立ったのがエルソナロだったのだが…
能力的には何の問題もない彼女なのだが、コンプレックスに耐え切れず自殺してしまった
日本は侵略してるつもりが、逆に侵略されているのかもしれない…