https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20180612/6020000871.html

コンビニ強盗 生活苦で犯行か
06月12日 12時47分

11日、山形市のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り現金などを奪った事件で、
逮捕された25歳の無職の男が、「金がなく、警察に捕まるしかないと思った」という趣旨の供述をしていることが警察への取材で分かりました。
所持金は数十円で、公園で寝泊まりをしていたということで、警察は生活を苦にして犯行に及んだとみています。

11日午前3時半すぎ、山形市十日町の「ファミリーマート山形駅前通り店」で、
従業員にカッターナイフを突きつけ、現金1000円やたばこなどを奪ったとして、
住所不定・無職の村上幸央容疑者(25)が強盗の疑いで逮捕されました。

村上容疑者は、現金などを奪ったあとも、店員に「警察を呼べ」と言って店内にとどまり、
およそ30分後に駆けつけた警察官に逮捕されましたが、
その後の調べに対し、「金がなくて、強盗でもして警察につかまるしかないと思った」という趣旨の供述をしていることが、
警察への取材で分かりました。

村上容疑者は、以前関東地方で働いていましたが無職になり、
数日前から県内を訪れて公園で寝泊まりをしていたということです。
逮捕された時の所持金は数十円だったということで、警察は、生活を苦にして犯行に及んだとみて詳しい動機を調べています。