テレビアニメも人気の日向夏さんのライトノベル「薬屋のひとりごと」の初の画集「薬屋のひとりごと画集」(イマジカインフォス)が1月31日の発売を前に、重版が決定したことが明らかになった。予約が殺到しているといい、好評を受けて重版されることになった。

 同作のイラストを担当するしのとうこさんの画集で、描き下ろしを含む302点のイラストが掲載される。テレビアニメで猫猫(マオマオ)を演じる声優の悠木碧さんが「猫猫たちが生きる世界の空気の温度や匂いを感じられる一冊」と帯にコメントを寄せている。価格は2970円。

 「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(同)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、“毒見役”の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏(ジンシ)と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。シリーズ累計発行部数は2700万部以上。

 アニメは「魔法使いの嫁」などの長沼範裕さんが監督を務め、TOHO animation STUDIOとOLMがタッグを組んで制作。日本テレビ系で放送中。

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