2023年01月28日 07:31
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アニメやゲームが人気の「アイカツ!」シリーズの10周年を記念した新作劇場版アニメ「アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~」が公開された。2012年10月~2016年3月に放送されたテレビアニメ第1作「アイカツ!」の主人公・星宮いちごたちの“未来への向き合い”を描いた「アイカツ!」の集大成とも言える作品になっている。「アイカツ!」「アイカツプラネット!」などの監督を務めたほか、シリーズ他作品にもスーパーバイザーとして参加してきた木村隆一監督に、「アイカツ!」の10年を振り返ってもらいつつ、新作について聞いた。

 ◇スポ根の構造 若手をキャスティングした理由

 「アイカツ!シリーズ」は、女の子がトップアイドルを目指す姿を描くプロジェクトで、2012年10月に始動した。テレビアニメ1年目の作品紹介文句は「スポ根サクセスストーリー」だった。

 「『アイドルでスポ根をやりたい』というお話が最初にありました。目標になる先輩がいて、その先輩に追いつくために頑張っていくというある意味、典型的なスポ根の物語の構造で作っていました。バンダイのカード事業部もかなり力を入れていたアニメで、できる限りのことをやりたいという思いでした。ただ、自由にやらせていただきました。キャストについても強い要望があったわけではなく、役に合っていれば……という感じでしたので、すごくやりやすかったですね」

 主人公・星宮いちご役の諸星すみれさんはオーディションを受けた時は小学生で、中学1年生から収録した。

 「すごく若かったですよね。ほかのキャストも経験があまりない子が多かったのですが、こちらの要望だったんです。キャラクターが成長していく物語だったので、若い人を選んだところがあります。劇中のキャラクターと役者さんがシンクロして成長してくれたらと思っていました。ほかの作品と差別化したかったところもありましたし。皆さん、あっという間に成長しましたけど。1年で随分変わりましたから。今回の新作は、みんなの演技がキャラクターより大人になりすぎちゃうんじゃないかな?と少し心配していましたが、アフレコをしてみたらすぐに当時のキャラクターの演技に戻ってくれて、さすがだな!となりました」

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