0001鳥獣戯画 ★
2021/12/28(火) 21:15:00.08ID:CAP_USERhttps://cho-animedia.jp/article/2021/12/28/29950.html
芝崎典子2ndミニアルバム『てん、てん、てん』リリースインタビュー。
2021年1月に1stミニアルバム『Follow my heart』をリリースしてアーティスト活動をスタートさせた声優の芝崎典子が、2ndミニアルバム『てん、てん、てん』を12月15日にリリース。本ミニアルバムには自身が作詞・作曲をした楽曲を含めた全6曲が収録されている。今回は、1stミニアルバムで学んだことを踏まえて制作されたという2ndミニアルバムについてインタビュー。併せて、デビューしてからの約一年を振り返ってもらった。
──アーティスト活動がスタートした2021年は、どんな一年でしたか?
1stミニアルバムのリリースを記念したネットサイン会や、声優活動のなかで参加したイベント・ライブなどを通じて、再び応援してくださるみなさんとつながれた一年だった気がします。あっという間でした。
──なかでもいちばん印象に残っていることは?
たくさんの思い出がありますが、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の3rdライブツアーが印象に残っています。それまでのライブやリリースイベントでは、楽しい、幸せという気持ちをみなさんに届けることをいちばんに考えていました。ただ、今回のツアーは「私はこう思っているよ、こういうことを伝えたい」というのをみなさんにも感じてもらいたいという想いが前よりも強くって。そういう気持ちの変化も感じられたツアーでした。
──ご自身ではなぜ強くなったと思いますか?
ただ、作品が続いていく中で徐々に桑山千雪さんの人間性が掘り下げられていき、アイドルとしてのキラキラだけではない、彼女の魅力を私もさらに理解していきました。その「彼女らしさ」をライブでも出したいと思うようになった。だから、心持ちが変わったんじゃないかな。
──なるほど。
ツアーライブを見てくださった方からいただいた感想を見ると、私の伝えたいことがちゃんと届いていると感じられて、とても嬉しかったですね。また、ツアーでは何度も同じ曲を歌うことがあり、その日、その日で「今日はこの曲をどう表現するのか」と考えていました。こういった学びや気づきは、アーティスト活動にも活かせていると思います。
──そんな学びや気づきを経て制作された2ndミニアルバムがリリースされました。
またこういう機会をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです!
──タイトルは『てん、てん、てん』。とてもキャッチーで気になります。
このタイトルにはさまざまな「てん」が含まれています。例えば、「典子」の「典」の音読みをしたときの「てん」、私たちの上にある「天」、起承転結の「転」、囃子の太鼓の音を表す「てんつくてん」の「てん」……あとは番組などを行ったときに視聴者の方が書いてくださる「典子…」の「…」。あれがどういう心情を表しているのかは謎なのですが、何だかそれを見ると嬉しくなるんですよ。こういう意味に加えて、みなさんと「てん」と「てん」で繋がっているという想いも込めたくて、このタイトルにしました。
──続けて、ミニアルバムに収録される楽曲について教えてください。まずはご自身で作詞・作曲された「(機種依存文字)」について。
作詞は前作でもやらせていただきましたが、作曲は今回が初めての挑戦でした。もう何から手をつければいいのか見当もつかなくて。とりあえずピアノのアプリをダウンロードしてみたのですが、複雑すぎて逆に時間がかかりそうだったので、別の方法を探すことにしました。学生時代にギターを弾いていたのでそれでやってみようかとも思いましたが、忘れていることが多く、指も痛くなるので、その手段も断念。残された手段は、鼻歌しかありませんでした。そうして、思いついたメロディを日々録音しながら、ちょっとずつ曲を作っていきました。
──詞にはどういう想いを込めましたか?
まずはタイトルから決めました。スマホって、機種によって絵文字が変わっちゃったり、文字が正しく表示されなかったりするじゃないですか。私も自身の公式LINEで送った絵文字が、一部ユーザーの方々には自分の意図とは違う形で表示されてしまったことがあったんです。それと同じように、文字だけでは自分の思った意図とは違う伝わり方をしてしまうことがあると思って。自分の手から離れてしまうと相手の解釈次第になるのが、言葉や文字。それをテーマに歌詞を書きました。
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