藤子・F・不二雄先生のブラックな作品「あと味悪い」「ゾッとする結末」、『ミノタウロスの皿』『ある日……』 [鳥獣戯画★]
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漫画家の藤子・F・不二雄先生は、『ドラえもん』や『キテレツ大百科』などの原作者として知られています。コミカルな作風をイメージする人は多いかもしれませんが、大人向けのブラックな作品も数多く輩出してきました。あと味が悪く、ゾッとする結末が記憶に残るブラックな作品をご紹介します。
例えば、物語のラストが衝撃的なマンガ『ある日……』。自主映画サークルのメンバーである4人の男性たちは、それぞれ撮影した作品を持ち寄って上映会を行います。ひとりずつ順番に作品を披露していくなか、佐久間は「どれもこれもつまらない」と他の人たちの作品を否定します。かくいう佐久間の作品は平凡な日常風景を映し出すだけで、最後には何の前触れもなく突然終わってしまう淡白な映像でした。
メンバーからは「単なる生活スケッチじゃないか」とばかにされますが、佐久間は「ある日突然…… 核戦争が始まって一瞬にして小市民の生活が消滅したという結末です」「『ある日』は『唐突』にやってくる。『伏線』など張るひまもなく」と説明。そしてこの作品はいつ日常が失われるかを熱く語る佐久間をよそに、「プツン」と音をたてて真っ白なコマで終わっています。佐久間の懸念していたことが実際に起きてしまうという恐ろしい終わり方から、藤子・F・不二雄先生のブラックユーモアさを感じられます。
また記憶に残るブラック作品として、『ミノタウロスの皿』を思い浮かべる人も多いでしょう。物語の主人公となる青年は地球型の惑星に不時着し、人間にそっくりな少女・ミノアと出会います。次第に仲を深めていくものの、後に彼女は「ズン類」(牛のような生物)の家畜であることが判明。要するにミノアの住む惑星では、牛が人間を家畜として食べるという文明が栄えていたのです。青年はミノアを助けるために奔走しますが、結局ミノアは大皿の上に盛られてしまうハメに……。そして最後には、主人公がステーキ(家畜)を食べるという皮肉なシーンも描かれました。
マグミクス2021.10.17
https://magmix.jp/post/64753 21エモンで、年寄がベルトコンベアで黒い闇に運ばれるのも怖かった
入る瞬間のスロモとドプンっていう音の演出も秀逸だった 星新一の影響を直接受けた世代だろ
コミカルにもブラックにもなるさ ググってみたら思い出した
ラストは>>1のとおりだわ
俺の勘違い
でも他の藤子SFで>>44みたいなラストで、主人公ももっとシリアス調の青年だった短編があった気がするんだが…
なんか思い出せん 「ひとりぼっちの宇宙戦争」では
地球代表の主人公が勝ったのに
賠償金は取れないし、相手の星を地球の植民地にもできなかったのは不公平だ。 「魔太郎が来る」もあまり読んでいい気持ちになるというものでもなかったような
覚えがある。 >>56
ヒロインが自動食肉加工機の前で使いかた説明してるシーンで終わる
たぶんそれだろうな
>>18
星新一の月の光がアニメ化されたのを知ってる人は少ない >>59
NHKの映像化シリーズとは別で? いつ頃?
そういえばいきなりキョンべが出て来てすぐ消したな当時 >>60
あ、知ってたかw
そのNHKのシリーズの話
親善キッスまで映像化されてるけど、今ググったらそれはDVD収録されてないのね >>56
それだ
ありがとう!
モヤモヤが晴れたよ ブラックなのはいいんだが
モテない男の怨念をそのまま描きましたみたいなのは
モヤつくっていうかキモいっていうか後味がイヤすぎた 「あのバカは荒野をめざす」が好きだな
結局何一つ上手くいかないんだけど読後が爽やか ロスジェネとしては、一番怖いのは「パラレル同窓会」だな
俺の場合たぶん半数以上が、すでに死んでるか犯罪者になってて出席できないと思う FさんのSF短編集は切れ味が凄かったな。あれまだ売ってるのかな。
ブラックとはまた違うんだよねえ。日常をひっくり返す凄みというか。 ウルトラスーパーデラックスマンはアニメも見た覚えがある 「大予言」だっけか
高名な予言者が引き籠もってしまい
息子が孫を連れて会いに行ってみたら……
というたった2ページの話 旅人還る
絶滅の島
定年退食
流血鬼
老年期の終わり
この辺が好き 人類が謎の光をあびて吸血鬼のような新人類になって、浴びなかった人々が新人類に抵抗するけど、最終的に全員新人類になって「なんでこんなに嫌がってたんだろう」みたいな感じで終わる話があった気がする。
知らない? >>2
ずっとガラケーで頑張ってた奴が同調圧力に負けてついにスマホにした話だっけ >>74
すぐ上に出てる流血鬼よ
元ネタの小説あるんだけど、そのラストの「オチ」が全然違うからパクりにはならなかった エロと食欲に対する感覚が実際とは正反対のパラレルワールドに迷い込んだ男の話が面白かった。
特撮とかそんなに金かからない話だから、世にもでドラマ化してくれんかな。 >>73
絶滅の島は分かる
あと「鉄人をひろったよ」もリアル過ぎて好きw 毛なしサルの黒焦げはハゲの特効薬らしい
「宇宙人レポート サンプルAとB」の相違点の利用って辞書でエロい言葉捜す感覚 WW2で日本が勝ってしまうという軍国少年の夢を描いた 『超兵器ガ壱號』
も良い 文字だけでも、様々な作品の内容が思いっきり強烈に脳内再生されるw ミノタウルスの皿とカンビュセスの籤がごっちゃになってない? >>2
流血鬼は、物事の見解を別の視点から見ることの重要性を示唆している名作だと思う 性慾と食欲の世間体を逆転させた、「気楽に殺ろうぜ」もなかなかw 絵本のハッピーエンドがベッドシーンで噴いたわ >>65
A先生のはカラッとしててマンガチックに昇華されてるんだが、
F先生のはなんか普通の人のままで、生モノからジトッと滲み出てくる感じ
「いけにえ」とか、作品としてはちゃんとギャグ漫画なんだが、なんか生臭い SF(少し不思議な)話だっけ?アニメにしたやつ
少しじゃねー A先生は海外ホラーが原型
F先生のは海外SFが原型
「善悪」みたいなモンが根底にあるA先生に対して、それすら相対化しちゃうF先生
そんなイメージ >>26
流血鬼は、物事の見解を別の視点から見ることの重要性を示唆している名作だと思う エグいけど
アイデアとしては良くあるよね
それを出版できる時代背景が大きいと思うけどな シンプルだけど今でも通じる普遍の作品を
作れる神様大杉漣 宇宙へ逃げるノアの方舟みたいな話が子供心に好きだったな
最後のコマのあら、風が吹いてきましたねみたいなセリフが印象的 >>76
>>79
おお、ありがとう!
調べたら謎の光じゃなくてウィルスだったみたいね。
謎の光を浴びて変化する話もどっかで見た気がしたが、ひとまず感謝! ある星の知的生命体は地球とは全く違って石みたいな無機物で
ゴロゴロ転がって移動してるみたいな漫画を昔見たことあるんだけど
知ってる人いる? >>14
そんな品性下劣な夢を持ってた少年はたぶんお前だけだろ(笑)
かっこいいヒーローでありたい、
そんな【欲望】に抗える少年はそういない。 >>25
あったなぁ、その番組、、、
そんな偏向回もやってやがったのか。 この話題って何回目だろ
定期的に出てきて、
モノタウロスの皿がーとか話になって・・・・
年をとるってこういう事なんだな クレオパトラだぞはあまり話題にならないな
ミノタウロスの皿は短編集のタイトルにもなったから有名になったと言える >>101
『箱舟はいっぱい』
そういや『ノスタル爺』って作品も良かったな >>103
元ネタはきっとシリコニィ、ケイ素生命体
SFマインドの宣教者でもあったと思う 嫌われ屋って作品あったけど反日運動の根っこはこれなんだろうなと思った >>13
メジャー作品しか見たり読んだりしてなかったら>>3みたいな感想になるかと。
ていうか、世間一般がそうじゃないか?
ミノ皿とか知ってる方がマイノリティでしょ。 ネットのおかげで、昔よりは知名度上がってると思うけどね >>70
藤子F不二雄大全集オススメ
ここで語られてる短編の多くは異色SF短編集や少年SF短編集に収録されてる
キテレツも他の全集シリーズでカットされてる話(冥府刀とか)も入ってるよ 100年ドラえもんみたいに、SF短編集もアーカイブされるべき
100年後に読み返して、昔の人間はこんな未来を予想してたのかと感心したり呆れたり 核とか公害とか時代を感じさせる題材が絡んだのが多い ころりころげた木の根っこ
作中で人が死んだり怪奇現象が起こったりするわけでもないのにゾクッとする藤子ホラーの傑作。機会があればぜひ読んでみるといい。 > そういや『ノスタル爺』って作品も良かったな
あれは帰還兵のお話だったけど、発表当時、小野田さんとか横井さんとかが日本に帰ってきてたしな F先生はハーラン・エリスンとかフレデリック・ブラウンとか好きそう 定年はどの人が書いた漫画だっけか
あぁいうのもっと読みたいよね >>129
筒井康隆の定年で人肉食する短編もエログロ混ざって興奮したわ小学生の時 >>14
今期アニメやってるプラチナエンドでそれやってるよな
AKBに赤い矢の力で >>18
「月の光」だな。
身寄りの無い混血美少女を会話もなく、外界と隔離してペットとして育ててる医者とその召し使い。 >>44
いや、最後は救助に来た地球人類の宇宙船に乗った主人公男の食事シーン。 >>74
光じゃなく、ウイルス
ウイルスの名前をオマージュ元のSF小説の作者名にしてある。
なお、元の小説は何回か映画化もされてて「アイ・アム・レジェンド」って知らんかな?
もう14年前になるのか。 ヒョンヒョロ
意味がわかると怖いという意味ではこれが筆頭だろうね F先生のSF短編、このスレに書き込まれる方々のほとんどは「大好き」なんだろうなw(もちろん自分自身も)
そして今でも輝きは全く失われていないってのが、さらにいい いろんな世代の自分が集まって、子供時代の自分に資産運用のアドバイスする話があったな
国の政策がコロコロ変わるせいで、何が最善か議論百出
最後は嫌気さした子供が飛び降り自殺して、その影響で大人も全員消えてしまうオチ ウルトラスーパーデラックスマン
主人公が小池さんだから余計インパクトあるわ
F先生のブラック短編って話も怖いけど、それをドラえもんとかTPボンキャラでやるから余計怖い
ミノタウロスの皿も主人公は21エモンだしw >>80
「未来ドロボウ」は世にも奇妙でドラマ化されてたね、なかなか面白かった
他にもいろいろ世にも奇妙でドラマ化できそうな話あるからどんどんドラマ化してほしいわ >>103
手塚治虫の火の鳥望郷編にそんなシーンあるけど違うかな? 大人の21エモンが出てくるのがカンビュセスで謎肉を作るのがミノタウロスだっけ 「ひとりぼっちの宇宙戦争」でもし主人公が負けていたら間もなくハデス星人が攻めてきて「君らの代表負けたから地球ちょうだい」って証拠(主人公の死体とそっくりロボ)見せてもまず人類は受け入れず戦って敗れるだろうな… >>146
いや、圧倒的技術の差を見せつけられて降伏するだろ 欲しいのは地球という星そのものであって、地球人はついで、みたいなこと言ってたから
大々的に支配を宣言するんじゃなく、気づかれないよう少しずつクローンと入れ替えていくのかもしれない 流血鬼というコロナ堝の未来予知
全員コロナ感染すれば平和になるな 知ってるつもり今週は『藤子・F・不二雄』
『人気漫画「ドラえもん」の作者には知られざる裏の顔があった。明るい
少年向け漫画を描く陰で、密かに出し続けた「SF異色短篇」なる謎の作品集。
彼が人生をかけて追い続けたテーマとは何か』
関口某「『SF異色短篇集』か・・・こんなものも出していたんですね」
出演者A(アイドル)「こんな作品全然知らなかったあ。ちょっとショック〜」
出演者B(評論家)「我々のような一部の人間しか知らないわけですよ。こういうのは。
でも本当はこういう暗い話をこそ描きたかったんじゃないかな。彼は本質的に子供嫌いだったと思うな。」
ゲスト安孫子先生「いや、そういうのとはちょっと違うかと・・・」
出演者C(俳優)「暗いよね。こんなの出たらイメージダウンだよね(笑)」
出演者A(アイドル)「わたし、ドラえもん好きだったのに〜。最悪〜」
関口某「彼自身、児童漫画に辟易していたんでしょうね。きっと。で、こういう
暗い作品をこっそり描いて憂さ晴らしをしていたんではないかと」
一同「あ〜〜」
ゲスト安孫子先生「いや、だから違うんですって・・・」
関口某「では彼のメッセージで終わりたいと思います」
ゲスト安孫子先生「あの、ちょっと・・・・」
ナレーション
「その最期の時まで机に向かい、明るい児童漫画を描きつづけた藤子・F・不二雄。しかし、
この短篇集こそが彼の本当の顔ではなかったのでしょうか。暗い人生、嫌な選択、そして破滅
世界を憎み、児童漫画を忌々しく思い、一番嫌悪していたのはむしろ彼自身だったのかもしれません。
彼は作品の中でこんな言葉を残しています。
『わしらの席はもうどこにもないのさ』by藤子・F・不二雄」 >>150
生放送でもないのにこんなトークが放送に乗るわけないことくらい
脳みそあったわわかるよなあ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています