集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の遠藤達哉さんのマンガ「SPY×FAMILY」のコミックスの電子版を含む累計発行部数が550万部を突破することが8月25日、明らかになった。7、8月に既刊コミックスが何度も重版されており、9月4日に発売される最新5巻で550万部を突破する。同作は、今年7月に累計発行部数が400万部を突破しており、ハイペースで部数を伸ばしている。第1〜4巻それぞれの累計発行部数も100万部の大台に達するなど勢いが止まらないようだ。

 累計発行部数550万部突破を記念し、原作者の遠藤さんが主人公の黄昏とヨルが乾杯する姿を描き下ろしたイラストも公開された。
 「SPY×FAMILY」は、2019年3月に「少年ジャンプ+」で連載がスタート。すご腕スパイの黄昏(たそがれ)が、任務のためにかりそめの家族を作り、新生活を始める……というストーリー。スパイ、暗殺者の妻、超能力者の娘が互いに正体を隠して生活することになる。
 宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!2020」オトコ編で第1位を獲得。「全国書店員が選んだおすすめコミック2020」の第1位、「漫画大賞2020」の第2位に選ばれたことも話題になった。6月に発表された「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で大賞に輝いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7af5fe897e09699bb0b5e770e209eb4ccae426cc