2020.05.15(Fri)

浅井 佳穂

アニメ「鬼滅の刃」の一場面。「水柱」は陽炎書体、「冨岡義勇」は闘龍書体という坂口綱紀さんの字を基に作られたフォントが使用されている=(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
https://public.potaufeu.asahi.com/3f49-p/picture/21292849/34878a8f96a4de43641a937304db6fb1_640px.jpg


 アニメ「鬼滅の刃(きめつのやいば)」が大人気を博しています。配信サービスに加えブルーレイやDVDの発売も始まり、その勢いはとどまるところを知りません。そんな「鬼滅の刃」のとても重要なシーンに、独特の筆文字が登場するのはご存じでしょうか。
その筆文字は84歳の老書家が書いた文字を基にしています。アニメの空気感を支える、文字の秘密を書家の家族に聞きました。

 「鬼滅の刃」は大正時代を舞台にしたアニメです。人を食べる鬼を討つ「鬼殺隊(きさつたい)」に入った少年、竈門炭治郎(かまどたんじろう)の成長を描く物語です。

 アニメの終盤、炭治郎は「柱」と呼ばれる鬼殺隊の幹部たちに面会します。アニメのシーンでは、各「柱」の名前が筆文字でドーンと表示されます。その文字、実はかなり珍しいフォントが使われています。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://maidonanews.jp/article/13371560