2020.5.17

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 動画を配信するCGアニメの架空キャラクター「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」を情報発信に活用する自治体が増えている。2018年に茨城県が全国で初めてのキャラクターを発表したのを皮切りに各地で登場。行政施策から観光情報まで幅広く紹介し、新型コロナウイルス感染拡大防止の啓発にも活用されている。

 「避難ルートを決めておくのは、ぼっけえ(とても)大切」。岡山県は昨年9月、高校生風のVチューバー「ももこ」と「キビト」が、防災や子宮頸がんに関する施策を紹介する動画を公開した。制服姿の2人が岡山弁を交えながら、コミカルに話題を展開。県職員もVチューバーとなって解説役を担う。

 動画に登場する県の今若睦也さん(43)は「若者にも硬派な施策を伝えやすいと考えた」と採用理由を説明する。

 岡山市でも昨年10月、地元出身の女優桜井日奈子さんをモデルにした「HINAKO」が登場。複数の動画内で、岡山名物「デミカツ丼」や日本遺産に認定された桃太郎伝説などを紹介した。再生は計100万回を超え、市担当者は「幅広い年代にPRできている」と手応えを語る。

     ===== 後略 =====
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