2019年10月15日 9:00

大童澄瞳「映像研には手を出すな!」の実写映画化が決定した。乃木坂46の齋藤飛鳥が主演を務め、2020年初夏に全国公開される。

月刊!スピリッツ(小学館)で連載中の「映像研には手を出すな!」は、アニメーション制作を志す女子高校生3人の青春冒険譚。「ブロスコミックアワード2017」では大賞、「俺マン2017」では第1位、「このマンガがすごい!2018」のオトコ編では第15位、「THE BEST MANGA 2018 このマンガを読め!」では第7位、「マンガ大賞2018」では第9位に選ばれた。また2020年1月には、湯浅政明監督が手がけるTVアニメ版がNHK総合にて放送される。

映画では「アニメは設定が命!」が信条で、ことあるごとに妄想で世界を染め上げる変わり者の主人公・浅草みどり役を齋藤が担当。俳優一家に生まれ、親に反対されつつも自分を表現するためにアニメーターを目指すカリスマ読者モデルのお嬢様・水崎ツバメ役を山下美月が演じる。さらに2人の才能をまとめ、管理し、金儲けをしようとするプロデューサー気質の少女・金森さやか役は梅澤美波に。監督は映画「ヒロイン失格」「未成年だけどコドモじゃない」や、ドラマ「賭けグルイ」などを手がけ、2017年に公開された映画「あさひなぐ」でも乃木坂46メンバーとタッグを組んだ英勉が務める。

映画化にあたり、齋藤は「『映像研』を研究して、研究して、その世界に足を踏み込んでも邪魔にならないように、心を込めて精一杯、演じさせて頂きます」とコメント。原作の大童は「オーケー、君の心を代弁しよう。『マジで言ってんのか!!!!!!!!』」と興奮を語りながら、「漫画、アニメに続く"第三の映像研"『乃木坂46の実写版』!!!国民的アイドル乃木坂46は映像研の世界でどんな妄想と芸術を爆発させるのか!!!日本映画業界!!!火薬の在庫は足りてるか!!!!!心して待て!!!」と述べた。


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