【特集】
【メガドラミニ全タイトルレビュー!】「アリシアドラグーン」
自動照準の稲妻で戦う少女アリシアと、仲間のモンスターの活躍を描く
稲元徹也2019年9月16日 00:00

1992年4月24日 発売

 ゲームアーツのメガドライブタイトルというと、「シルフィード」や「LUNAR ザ・シルバースター」などのメガCDタイトルがよく知られているが、数少ないロムカートリッジで発売されたのが、この「アリシアドラグーン」である。

 本作は竜の血を引く主人公「アリシア・ディーナ・レイン」が4体のモンスターを引き連れ、邪神の復活を阻止するための旅を描いたメガドライブオリジナルのアクションゲームで、ガイナックスや幡池裕行氏など、ゲストクリエイターを招いてのプロジェクトにて製作されたタイトルだ。


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ステージ開始時に一瞬だけ姿を現わすアリシア。見逃さないように
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邪神を蘇らせようとする邪教の教祖ドルガー


 主人公アリシアの武器はその手から放出する稲妻だ。「全方位全自動照準稲妻」と銘打たれたこの攻撃は、アリシアが向いている方向の広範囲の敵に自動的に照準を合わせて攻撃してくれるというもの。敵が複数現われれば複数の稲妻がバリバリと放たれ、これがかなり気持ちいい。

 ただし稲妻にはエネルギーがあり、撃ちっ放しにするとそれが減っていき、エネルギーが尽きると自動的に回復するまで次が撃てなくなってしまう。シューティングゲームのように撃ちまくるのではなく、適度に撃つのを止めてエネルギーの回復を待つことを意識するのが、本作の戦い方の基本となる。実はこの自動照準の稲妻の仕組みは、過去にゲームアーツがPCで発売し人気を博したアクションシューティング「テグザー」の流れを汲んだものだ。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://game.watch.impress.co.jp/docs/feature/1207543.html