【特集】 羽佐間道夫:吹き替え重鎮 「演じたスターは280人くらい」 役者と呼吸するように
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2018年07月07日 アニメ 映画
吹き替え声優などとして活躍する羽佐間道夫さん
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50年以上にわたって日本語吹き替え声優として活躍する羽佐間道夫さん。「銀河英雄伝説」「超時空要塞マクロス」などのアニメの声優、ナレーターとしても活躍し、
吹き替えはシルベスター・スタローンさんやピーター・セラーズさんら数々の名優を演じ、「280人くらいのハリウッドスターを演じていますよ」と話す。
CS放送の映画専門チャンネル「ムービープラス」では7月、羽佐間さんの名演を特集した「特集:羽佐間道夫」を放送する。吹き替え界の重鎮、羽佐間さんに、吹き替えへの思いを聞いた。
◇吹き替えは6000~7000本やっている計算になる
大ベテランの羽佐間さんは、吹き替え声優としてのキャリアを「280人くらいのハリウッドスターを演じていますよ。
キャリアは50〜60年になるんだけど、1年に100本以上はやってたと思うんですね。ということは、6000~7000本はやっている計算になる」と振り返る。
吹き替えについて「僕らの仕事は、塗り絵師なのかもしれない。形あるものに色を塗っていく仕事」と考える。
「パレットに色がたくさん入っていないといい芝居はできない。だから、音楽を聴いたり、小説を読んだり、見聞を広める。
僕の場合、リップシンク(俳優の口の動きに合わせる)は合わないな(笑い)。合わせているのは呼吸。役者と一緒に呼吸するように」向き合っているという。
役者の呼吸に合わせて演じるため、苦労した作品もあった。「『ロッキー』は大変だよ。ボクシングだからね(笑い)。
戦って、その後に『エイドリアーーン!』と叫ぶ。最後は雄たけびみたいになっていた」と明かす。
◇字幕では表せない魅力とは?
吹き替えは、字幕とはまた違った魅力があり、吹き替えのファンもいる。羽佐間さんは、その魅力を「吹き替えは14文字(字幕の横書き1行分)では表せないことをできる。
たくさんのニュアンスを表現できるところもある。字幕の何倍もの意味を伝えることができるはずです」と考えているという。
大ベテランとして若い声優に伝えたいことを聞いてみると「『あ』だけで喜怒哀楽を表現してごらん?と言うんです。
そういうことが表現できるのは、寄席など語りの芸になってくるかもしれません。ラジオで朗読をやっていると、言葉が大切だと感じる」と話す。
「特集:羽佐間道夫」では、羽佐間さんが、チャールズ・グローディンさんの吹き替えを担当した映画「ミッドナイト・ラン」が8日午後9時に放送される。
1992年に日曜洋画劇場(テレビ朝日)で放送されたが、今回はテレビ放送時にカットされた約15分のシーンに吹き替えを新たに録音。
約26年ぶりに同作の吹き替えに挑んだ羽佐間さんは「声を聴いていたら、みんなあんまり変わっていない。池田(勝さん)も富田(耕生さん)も全然変わってないよね」と語る。
さらに、特集では、羽佐間さんがスタローンさんの吹き替え担当した「ランボー」が22日午後9時、
セラーズさんの吹き替えを担当した「名探偵登場」が29日午後9時に放送される。数々の名演を楽しめそうだ。
https://mantan-web.jp/article/20180705dog00m200056000c.html マクロスはアニメ初仕事だったそうで
吹き替えと違って元の声が無い所に入れるから
演技のタイミング難しかったとか何とか
今見直してみると確かにやや微妙かもしれない
でもまぁ主人公もヒロイン?もド新人で
演技云々のレベルじゃなかったからな… まだ日テレの夕方番組でナレーションやってるのかな
半年くらい前に久々聞いたけど劣化してなくて驚いた マクロスの音楽の羽田健太郎さんがあんな早く亡くなるとはなって思っちゃう 旧銀英伝を見返してみると、ヤンとシェーンコップの会話のシーンはピッタリハマってるよね。 この人は作り声で変な抑揚をつけてしゃべっているだけ。
演技力もなにもないです。 この人と武藤礼子さんの組み合わせをよく見た気がする 俺はリーダーのジョン・スミス大佐。通称ハンニバル。奇襲戦法と変装の名人。
俺のような天才策略家でなければ、百戦錬磨のつわものどものリーダーは務まらん。 >ミッドナイト・ラン」が8日午後9時に放送される。
>1992年に日曜洋画劇場(テレビ朝日)で放送されたが、今回は
>テレビ放送時にカットされた約15分のシーンに吹き替えを新たに録音。
テロ朝はこういう仕事をやれや!
そしたら、毎日見るのに 羽佐間先生くらいになると一周回っての棒読みだからな。
ほんとのリアル演技ってのは演技しないことだからな。
リアリティーを追求すると演技してることが邪魔なんだよ。
現実で演技口調の奴がいるか?じゃあ若手が棒読みしててもいいのか?って話になるがそれは違う。
羽佐間先生ぐらいにならんと手抜きしてるだけだから。 STAR TREK the next generationのQが
羽佐間さんだったな。すごくハマってたと思う。 何十年か前に、自宅に置いていたお金を盗まれた新聞記事を見た記憶がある >>23
歌舞伎 新劇 声優
ジャンルを問わずリアリズムってそういうものだよな
下記のエピソードなんかは有名過ぎるけど
http://labunraku.jp/2018/05/07/竹本住大夫師匠(平成25年3月のインタビュー/
初めはそれがわかれしまへん。物語の中に入るのではなく、自然体でいかないといけまへん。
初代の吉右衛門さん、杉村春子さんなんかは芝居せんと、芝居したはりましたな。これやないとあきまへん。
浄瑠璃も、浄瑠璃を語ってまっせ!と手の内を見せたらあきまへん。
自然に語っていくことで感じてもらうことが大事ですね。そうなるまで40年以上かかりまんな」。 この人と小林清志さんはいまだに夕方のニュースのナレーションのレギュラーやってるからすごい キャノンボールのディーン・マーチンもいい。サミー・デイビス・ジュニア(声:内海賢二)との掛け合いは何度聞いても楽しい。
>>26
マイアミバイス→俺がハマーだは火曜日の至福の時間だったな ちなみに住大夫の兄弟子である越路大夫から学んだ事もあるようで
こういう風に台詞が言えるようになってこそプロの役者
そして「声優」なんだろうな
羽佐間道夫が語るロッキーの役作りと声優に必要なこと(#6)著:大野裕之 | 本がすき。
https://honsuki.jp/series/souseiki/3819.html
で、ある時に、駒之助さんの師匠である竹本越路大夫さんに稽古をつけてもらう機会があったんです。
「壺坂霊験記」の沢市は盲目の役です。
彼が、夜中に妻が帰ってきたかどうか聞く、「お里か?」という台詞がありますね。
そこをやったら、越路大夫さんが、
「羽佐間さん、沢市は目ぇ見えへんさかいに、口から『お里か』っていうのにはなりまへん。
『お里か』って、耳から行きまんねん」っておっしゃるんです。
「口で言うのと、耳で言うのは、発声が違いまんねん」って言われて、僕は参りましたね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています