人気アニメ「エヴァンゲリオン」をイメージした刀ややりの展示会が、
金沢市の県立歴史博物館で開かれています。

会場には、14歳の少年が人類を襲う謎の敵と戦う人気アニメ「エヴァンゲリオン」のキャラクターをイメージして制作された、
刀ややりなど26点が展示されています。

このうちアニメで重要な役割を果たす「ロンギヌスの槍」は、長さ3メートル余りの大作で、
刃の部分には鉄やニッケルなど複数の金属を重ねることで、表面に木目のようなもようが浮かび上がっています。

また、アニメのデザイナーがデザインした「刀野薙」という作品は、直線的でシンプルな刀身に対して、
木製のつかと台座は紫色の漆塗りで曲線的に仕上げられ、新しさと伝統を兼ね備えたものとなっています。

会場には初日からアニメファンや刀剣の鑑賞を好む女性などが訪れ、写真を撮るなどしていました。

刀匠の河内一平さんは「新たな世界観を表現している作品展なので、
アニメファンの人にも日本刀に興味のある人にも満足してもらえると思います」と話していました。

この展示会は、来月22日まで金沢市出羽町の県立歴史博物館で開かれています。


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NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180608/k10011469801000.html