​​​​​​​バスケットボール漫画の金字塔『スラムダンク』が、「新装再編版」として6月に発売されることが決まった。

作者の井上雄彦さんが4月2日、Twitterで発表。
ファンから「ありがとうございます...泣いてます」と歓喜の声が広がった。

ツイートなどによると、コミック31巻分を20巻に再編成。6月1日から4カ月連続で刊行される。
全巻の表紙に、井上さんが新たに書き下ろしたイラストが掲載されるという。

オリコンニュースによると、井上さんは刊行決定にあたり、主人公・桜木花道の直筆のイラストを発表。
「ちょっとヤツらを見たくなって、描いてます」とのコメントも添えられているという。

カバーには、本編で登場しなかったシーンや登場人物の新たな一面などが描かれている。

毎日新聞によると、新装再編版では物語の節目ごとに一つの巻にまとめ、
タイトルも「湘北 vs. 翔陽」など内容がすぐわかる形になる予定だ。

刊行決定の知らせに、「ずっとこの先も私の一番です」「ありがとうございます...泣いてます」と歓迎する声が広がった。
中には、「バガボンドやリアルの続きは出ないんですか?」と井上さんの別の作品の連載再開を望む声もあった。

■累計発行部数が1億2000万巻を誇るモンスター漫画

スラムダンクは1990年〜96年、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載。赤髪で不良の主人公桜木花道が、
ふとしたきっかけでバスケ部に入部し、全国制覇を目指すストーリーだ。

単行本の発行部数は1億2000万部に上り、2001年には「コミックス完全版」(全24巻)も発売されるなど、
人気を博した。

また作者の井上さんは、日本バスケ界の発展のため、高校を卒業後、
大学やプロを目指してアメリカに渡る若手選手を資金面で支援する「スラムダンク奨学金」も創設。

現在日本のプロリーグ(Bリーグ)の第一線で活躍する並里成選手ら、これまでに12人をアメリカに送り出している。

現在、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催中の
『週刊少年ジャンプ展VOL.2 1990年代、発行部数653万部の衝撃』でも、スラムダンクの原画が展示されている。

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ハフポスト
https://www.huffingtonpost.jp/2018/04/02/slamdunk_a_23400727/