玉木マリ(CV:水瀬いのり)、小淵沢報瀬(CV:花澤香菜)、三宅日向(CV:井口裕香)、白石結月(CV:早見沙織)。
知り合ったばかりの4人の女子高生が民間南極観測隊の同行者となり、
南極を目指すというSF(少し不思議)テイストのオリジナルアニメ「宇宙よりも遠い場所」(通称:よりもい)。

本日から放送される第11話を含めて、残すはあと3話。
宇宙よりも遠い南極への旅は、キマリたちに何をもたらすのか?
いしづかあつこ監督&田中翔プロデューサー対談の後編では、4人の関係性や、筆者が特に印象的だったシーンについて解説してもらった。
https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexnews%252Ffeed%252FExcite_review%252Freviewmov%252F2018%252FE1520867904647_e010_1.jpg,zoom=672,quality=70,type=jpg

■皆さんには、最終回まで観た後で2周目も楽しんで欲しい

・いしづか 初登場の時から、日向はすごく良い子だという印象が強いですか? 
う〜ん、(良い子に見せようと)特別意識しているわけではないんですけど……。
「よりもい」はオリジナルアニメなので、最初の方は自分自身でコンテを手がけるんですね。
第2話のシナリオで、日向がキマリに高校は中退したと話すくだりを読んだ時、
日向のキャラクターがすっと入ってきたんです。
なおかつ、絵コンテを書く段階で声優さんの声もイメージしながら描くことができたので、そんなに意識せず、
自然体で描けたキャラクターなんですよ。
もしかしたら、その現実味を帯びた感じに親近感が湧くのかもしれないですね。

・田中 作品を作っている側は、まだ描かれていない日向の内面もすべて知っているので、
観て下さっている方とは違う印象もあって……。第11話以降を観ていただいた時、
視聴者の皆さんにはどう映るのかなと思っています。

・いしづか そうなんですよね。だから、ぜひ皆さんには、最終回まで観た後で2周目も楽しんで欲しいんです。
第2話のシーンも最初とは少し違う見え方をすると思うので。
https://s.eximg.jp/exnews/feed/Excite_review/reviewmov/2018/E1520867904647_3a0f_2_s.jpg

・いしづか 結月は、メタ的な言い方をしてしまうと、南極へ行く切符が必要だったということがまず一つあって。
後は、3人が同い年で肩を並べている中、妹分が1人いるとドラマの選択肢も広がるんじゃないかなと。
そういうことで、南極行きの切符を手にしたタレントという肩書きと、1個年下という設定が誕生したんです。

・田中 キマリも報瀬も日向も媚びてないキャラクターなので、結月だけは少し媚びておきたいなとは思って(笑)。
最初は、いわゆるテンプレートな萌えキャラを目指していたような気がするんですけど……。
結局、萌えキャラになることはなく、気づいたら先輩たち同様に残念な4人目になっていました(笑)。…

・いしづか ごめんなさい(笑)。だって、私がそういう子に愛着を持ってしまったので……。

・田中 結果、すごく面白い子にはなったのでばっちりです!
帰国後、キマリたちとあまり会えなくなることが不安で、「友達誓約書」を書いてもらおうとした結月。
友達が一人もいなかったため、「友達になる」ということが理解できていなかった

・いしづか 女子から嫌われない可愛い女の子にしたかったんです。最初、結月の肩書きをけっこう気にしたんですよ。
「女優なんですか? アイドルなんですか?」って。
歌も歌っているけれど、いかにもアイドルっていう描き方はしなくて良いんですよね、
という意味で(花田さんに)念押しをしていました。「軽く死ねますね」という口癖は、花田さんのアイデアです。
「この子にそんなこと言わせちゃうの? OK!」ってなりました。
https://s.eximg.jp/exnews/feed/Excite_review/reviewmov/2018/E1520867904647_5577_3_s.jpg

・田中 唯一の毒舌キャラでもありますからね。

・いしづか あの整った顔立ちと品行方正な仕草に毒舌。
しかも年下だから、拗ねて文句を言ってるという捉え方もできる。
私は、結月のことを超可愛いと思って描いていますよ。

続きはソースで

エキレビ!
https://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20180313/E1520867904647.html