【けもフレ権力闘争史】

「田辺茂範抹殺事件」
 たつき、田辺茂範をクレジットから名前をはずす。
 田辺が脚本を担当していないまでも製作に参加していたことは認め、吉崎も田辺がアイデアや
 ストーリー作りに参加していたと発言しており、普通なら、何らかの肩書で名前を残すはずなのに、
 ヤオヨロズが行ったのは田辺の肩書変更ではなく完全削除だった。
 これが、けもフレアニメにおけるヤオヨロズの地位を確実にするための第一歩である。

「ヤオヨロズ増長事件」
 福原は、自分がキャスティング権を握っているかのように声優オーディションを開催したり、
 けもフレ声優を使った有料コンパ「福原P飲み会」を開催。
 小野早稀の「喫煙」写真が撮られたのもこの福原P飲み会の帰りである。
 たつきはirodori同人誌にアニメや吉崎の知財を無断利用して同人誌を売りまくる。
 こうして、ヤオヨロズによる権利奪取の闘争は激化していった。

「ヤオヨロズ自主降板事件」
 知財利用の場合のプロジェクト内でのルールである関係者への連絡・報告・承認である情報共有を
 たびたび守らないヤオヨロズの増長ぶりに製作委員会からお咎めがあると、福原はこれに反発。
 「俺たちがいてこそのけもフレなのに、なんで何の貢献もしていないお前らにいちいちお伺い
 たてなきゃいけないの?俺たちにはルール適用外の特権がある」
 「うるさく言うのなら、俺たちは降ろさせてもらうわ。俺たち抜きでやってみろよwwサヨウナラ」と
 啖呵を切って席を蹴り会議の場を立ち去る。
 まさに、権力奪取にむけて既得権益者や抵抗勢力への宣戦布告である。

「KADOKAWAヤオヨロズ復帰拒絶事件」
 この宣戦布告に対し、KADOKAWAはこの宣言を逆手にとって製作委員会内に根回しし、
 ヤオヨロズの離脱を正式に機関決定し、後任にA-1ピクチャーズを選定。
 福原は、バーニングやアップフロントグループ芸能界仕込みの恫喝を使って権利拡大を狙ったが、
 逆に変えるべき席を失ってしまう。
 慌てて関係修復に走るも、怒り心頭のKADOKAWAはこれを拒否・門前払い。
 芸能界では通用したルール無用の半グレのような暴力的恫喝に、KADOKAWAはルールを使った
 政治戦術で勝利。
 第一ラウンドは、KADOKAWAの勝利に終わる。

「たつき狂信者煽り・福原吉崎こきおろし事件」
 これに対し、ヤオヨロズは第二ラウンドで場外乱闘を仕掛ける。
 まず、たつきがtwitterで狂信的ファンの暴走を煽り、代理戦争を仕掛ける。
 分別ある社会人なら「残念です」と不本意な降板を伝えるだけのところを、「敵はKADOKAWA。
 残念です」と明らかに狂信者の暴走を期待する意図的なツイートを行い、狙い通り狂信者は
 暴走を開始、製作委員会はこれを鎮火すべくヤオヨロズに非があるという声明を発表するが
 アップフロントのネット工作員はこれを逆手に取りJRAや日清も攻撃目標に指定。
 それに先導された狂信者によりさらに炎上は拡大する。
 福原はさらなる燃料を投下すべく、自分のコネクションを使ってDMM系メディアに「吉崎が
 たつきに嫉妬」という記事を書かせ、吉崎まで狂信者の攻撃にさらされる。
 ネットに一度載った情報は完全消去できないため、吉崎観音は無罪・有罪に関係なく
 「天才に嫉妬して相手を排除した汚い男」という消えない汚名を着せられることになった。
 ヤオヨロズはジャストプロのアニメ部門、ジャストプロはアップフロントグループの声優部門であり、
 まさに芸能業界の得意とするファンやメディア、ネット工作員を駆使したテロ攻撃である。
 KADOKAWAを交渉の席に引きずり出すことに成功し、第二ラウンドはヤオヨロズが勝利した。