>>41
カラーはデジタル。
水彩はやってないらしいよ。
しばらく漫画を離れたせいで腕が落ちたことも自覚しているようだ。
絵柄が変わったのも、編集者に「絵が古い。変えろ」と言われたらしい。

> ──カラーのデジタル作画は慣れましたか?
>    夜麻先生のカラーと言えば、水彩のイメージが強いですが……。

> 水彩のほうが好きだという意見は多々いただきますね。
> でも描き直しできないというのがすごくプレッシャーだし、
> 水彩は描くのに時間がかかるんです。機会があれば描きたいな
> とは思うんですけど、よほどのことがない限り水彩はチャレンジしない
> かなあと思います。やはり腕も衰えましたし。

> ──夜麻先生のタッチは「刻の大地」連載当時といまとでは
>    大分変わられたと感じたのですが、それは意識して変えられたんでしょうか?
> 
> はい。編集さんに絵が古いとご指摘をいただいたんです。
> 「みなさん作品の内容に合わせて自分の絵柄も変えているので、そういった
> 努力をしてみてくれませんか?」とご提案をいただいたので、自分なりに
> 変化しないといけないなと思い、意識的に変えてみました。線を細くしてみたり。

> ──なるほど。確かに昔の絵は線の強弱がありますね。

> そうなんです。自分らしいと言いますか、自分が描きやすいのはそういう
> 強弱のある絵なんですが、それがいまは合わないんだなと思いまして。


コミックナタリー 刻の大地愛蔵版復刊記念インタビュー
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