【五月・講堂】

フミコ「ごめん…頑張ったんだけど…」

ことほのうみ「」

ことり「穂乃果ちゃん…」

海未「…穂乃果」

穂乃果「このままじゃダメだよ!そうだ、海へ出よう!」

海未「私ですか?」

ミカ「そんな“京都、行こう。”みたいに…」

ことり「海へ出てどうするの?穂乃果ちゃん…」

海未(スルーされました)クスン

穂乃果「海へ出てから考えよう。きっと大海原へ出れば小さな悩みなんて飛んでっちゃうから、いい考えが浮かぶはずだよ♪」

亜里沙「Хорошо」パチパチ

ことほのうみフミミカ「えっ」

海未「どなたです?」

亜里沙「絢瀬亜里沙です。…あの、よかったら私も連れて行ってください!」

ことり(外国の人かなぁ?…世界の海へ出るなら頼りになるかも?)

絵里「どうするつもり?」

亜里沙「お姉ちゃん!」

穂乃果「おねえちゃん?」

真姫「行きましょ。船は私が手配するわ」

ヒデコ「海かぁ…シーバス釣れるかな?」ワクワク

穂乃果(…というわけで、真姫ちゃんの船で海へ出るよ!)

ミカ「すごい豪華客船…」

真姫「アルクス・プリーマよ」

穂乃果「どこかで聞いたような…?」

フミコ「それより、船でどこへ行くの?」

亜里沙「イラン!私、イランがいいです」

ことり「どうしてイランへ行きたいの?」

亜里沙「ニッポンの時代劇、おイランが出てきます♪」

海未「それはイランではなく花魁だと思いますが…」

亜里沙「えっ。イランには、おイランはいない…?」

絵里「そうね。でもイランはカスピ海を挟んでロシアのお隣みたいなものだし…行ってみる?」