やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その112
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朝日新聞のドキュソ記事を曝し、真剣かつマターリと論議するスレッドです。
http://www.asahi.com に出た記事はもちろん、出ないような地方記事もウプ大歓迎!
前スレ
やっちゃった!今日の朝日のドキュン記事 その111©2ch.net
http://egg.2ch.net/test/read.cgi/mass/1501232797/
※前スレが512KB超えていたので立てました。 10月20日(金)朝日新聞東京版朝刊オピニオン面・社説余滴
坪井ゆづる(政治社説担当) 首相こそ、胸を張れますか
いったい、何を言い出したのか。目の前にいる安倍晋三首相の返答に耳を疑った。
日本記者クラブ主催の8日の党首討論会で、首相はいきなり朝日新聞を批判した。
同クラブ企画委員の私の質問は、加計学園の獣医学部問題。愛媛県今治市の国家戦略特区での
新設を、首相は今年1月20日まで知らなかったという国会答弁について、「イエスかノーか」で問うた。
首相はこれに答えず、特区を審議した民間議員が国会で「プロセスには一点の曇りもない」と
述べたことを、「朝日新聞は報道もしておられない」と決めつけてきた。
「しています」と返すと、首相は「いや、ほとんどしておられない。しているというのはちょっとですよ。
ほんのちょっと。アリバイ作りにしかしておられない」。
特区の旗を振った加戸守行前愛媛県知事についても「証言された次の日には全くしておられない」
と続けた。
これにも「しています」と反論すると、首相は「本当に胸を張って(記事に)しているということができますか」
と聞いてきた。「できます」と答えると、「ぜひ国民の皆さん、新聞をよくファクトチェックして」と言った。
意に沿わぬ事実は「フェイクニュースだ」と言わんばかりだった。
(続く) (>>53続き)
翌日の朝刊で、同僚が首相の間違いをきちんと記事にした。民間議員については「3月以降、
10回以上掲載」。加戸氏の発言も国会翌日に見出しを立てて報じていた。
改めて首相の対応について考えてみる。まず指摘すべきは、その不誠実さだ。質問をかわす
ような新聞批判は「丁寧な説明」とは言えない。
「アリバイ作り」などと記事の分量を持ち出したのは、論理のすり替えだ。
問題は特区の選定で、首相やその周辺が支持したり、官僚が忖度したりして、行政の公正性が
ゆがめられたかどうかだ。選考の過程に関与していない加戸氏の記事が少ないのは当たり前
ではないか。
首相の言葉の端々に、加計問題を追い続けるメディアへのいら立ちがにじんでいた。きっと、
都議選で演説にヤジを飛ばしてきた人々に思わず叫んだ「こんな人たち」と同じように見て
いたのだろう。
「胸を張って」言えますかという逆質問に、そんな本音が表れていた。あのとき、問い返すべきだった。
「首相こそ、胸を張って質問に答えているのですか」と。
(終り) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています