去年末あたりこのスレで発見された、日蓮仏法最大の致命的な欠陥は、
天台智大師が法華経を四時教に分類してたってことよ、
これは智大師が、五時教判の提唱者でないことを意味するわけで、

(法華玄義11493-494行目、天台智)
從生蘇出熟蘇(熟蘇)…萬善同歸『法華教』。←熟蘇=四味=四時
從熟蘇出醍醐(醍醐)…涅槃常住教。

※智大師は、五味の喩えで四番目の熟蘇=法華経を四時経典と位置づけ、
五番目の醍醐=涅槃経を五時教に分類している。
五味は、乳→酪→生蘇→熟蘇→醍醐、という牛乳から、
ヨーグルトチーズのような食品に変化する発酵過程のたとえで、

でね、日蓮仏法のメインテーマである五時教判 (五時八教) 説は、
お釈迦さま五十年の説法を、前の四十二年と最後の八年に分けていて、
その釈迦説法50年の、日蓮教分類ルールを図解すれば。

一時教. ↑
二時教.四十二年の説法 (四十余年未顕真実)
三時教. ↓
四時教. ↓
※※
五時教.最後の八年、真実としての※※経を説く。

前四十二年の説法は、=爾前経=四十余年未顕真実=権経となり、
それらはすべて功徳のない、意味なし経典と日蓮仏法では分類されます。

ところがだよ、智大師は法華経を四時 (四味) と言ってるわけで、
日蓮教の経典仕分けルールだと、法華経は功徳がゼロな四十二年説法になり、
智大師は法華経が功徳ゼロの無意味経典 (四時教) と分類してることになり…。

この件、法華玄義の解説本を出版してる、創価大の菅野教授に誰か聞いてみないか?