過去スレVer.31で、龍の口から九日後1271文永八年9月21日付で、
四条金吾となにやら相談中の御書について解説してるのを
見つけて、久々に思い出したわ…。

(四条金吾殿御消息)
三光天子の中に月天子は光物とあらはれ竜口の頚(首)をたすけ、
明星天子は四五日已前に下りて日蓮に見参し給ふ、
いま日天子ばかりのこり・・・、

※三光天子というのは、日天(太陽)、月天(月)、明星天(星)
の三つの光の神様で、法華経を守護するらしい。

で龍の口の光り物を三部作のシリーズ化にしたいらしく、
最初の龍の口の光り物を、月天子と位置付けて、
二番目の明星天子は相模の庄屋の庭に下りてきて(嘘の作り話)、
でもこのときは四条金吾はもう帰ってしまったあとのこと。

どうも金吾とは、嘘の作り話をやりとりしても平気な間柄みたいね。

最後は真打ちの日天子の光が降りてくんのかな?

そのあとさらに、法華経から三つの引用をしてて、
法師品「則遣変化人為之作衛護」、(誰かを守るため姿を変えて使わされ)
安楽行品「刀杖不加」、(刀を振り下ろせない)
普門品「刀尋段段壊」、(刀がこまかく折れてしまう)

刀尋段段壊は平盛久首坐の平家物語、首切り刀が三つに折れた話の元ねたらしく、
龍の口の危機から九日目で早くも、光り物ストーリーのアイデアが
ぞくぞくと出揃ってきてるみたいですが。

懲りない師弟コンビが、光り物ファンタジー小説の打ち合わせ中のようです…。