< カルトマインドコントロールシステム >
http://www.geocities.jp/sonomama_da/mc.html

カルトのマインドコントロール手法というのはどこも大差ありません。
目的は「組織(教祖)依存」信者を、いかにつくるか。 
そのために教団は、まず自我の確立を徹底的に抑制します。

自分の頭で考えることを否定し、また自己への自信をなくさせ、かわりに教団への自信を植え付けるような指導をするわけですね(教団=自分となることを目指すわけです)。

信者が最初に奪われるのは、「論理的思考能力」「理性的批判能力」「客観性」です。
教団内では、個々人の論理的思考や教団批判は徹底的に糾弾されます。

「頭でなく心で受け止めなさい」とか「教えの素晴らしさは理屈ではない」
「あなた(の批判)は教えの深さがまだ分かっていないだけ」「素直に聞きなさい」などと言われてね。

そしてここで働くのが、人間の持つ適応能力(マイナスの作用)。
こういう環境に放り込まれると、(新しい環境への順応が必要ならば、人間はいかようにも適応しようとする本能があるため)
その環境で生き延びるために害となる 「頭を使う」ことを簡単に放棄してしまうのです。

そして教団は、それにかわって徹底的に信者の「感情」に訴えはじめます。

感情を煽る過激な言葉(征服、闘争、勝利、克服etc)を連発し、また「わざと敵をつくって」
怒りと憎しみを煽り、外部を「悪魔・卑しき者の世界」などと規定して教団が悪から迫害されているかのように装って

(当然情報操作が行われます=外部の情報はすべて信じるに値しないもので、真実の情報は教団内にしかない
と教えるわけです。あとは勝手に信者が自分に都合の良い情報のみを取捨選択してくれます)