他宗批判大好き日蓮正宗系の出版物の傾向

あくまで自分の印象に過ぎないが

日蓮正宗宗務院及び法華講の出版物 全体の約20%が他宗批判

日蓮正宗に所属する妙観講の出版物 全体の100%が他宗批判

顕正会の出版物 全体の約50%が他宗批判

創価学会の出版物 全体の約10%が他宗批判

他宗批判は創価学会が最も盛んなように見えるが、出版物全体で見るとそうでもない。
創価における他宗批判に熱心なのは学生向けの創価新報くらい。
創価は規模が大きいから他宗攻撃が激しく見えるだけで、活動の割合的にはそうでもない。

日蓮正宗系を全体的に見て、これだけ宗教が他宗批判というか、同じ日興の流れを持つ兄弟間宗教どうしがいがみ合って喧嘩にエネルギーを費やすのは珍しい。

その理由だけど、この方々達は自己自身単独でアイデンティティーを築けない人達のように感じる。
必ず他との比較による善悪や優劣を作り出して、その善悪や優劣の階層の中で自分達を頂点や正義に位置付けようとする。
人間は自分に本当に自信を持っていれば、わざわざ他と比較したり他を批判する必要は全くない。

宗教の本質は、解釈は色々あるが独尊にあると思う。
自分の実在を、なにも必要とせずに己自身で完全に確立できている状態。
この状態が釈迦の境地や禅定や涅槃のような気がする。
残念ながら、日蓮正宗系にはこれがない。
常に勝ち負けや優劣や善悪を外に追い求めて結果を得ようとする。
勝ちや正義や選民を追い求めるのは、自分自身単独で自信を見出だせない傾向の現れではないか?