臓器は高く売れる。

腎臓病で透析を受けている方たちは平均生存期間があまり長くないので腎移植に望みをかけます。
腎移植の順番を待っていてもらちが明かないので、闇で手に入るならいくらでも金を出します。
そこにつけいるのが裏社会でして、多重債務者に「二つあるんだから一つを取り出して金に換えても大丈夫だ」と持ちかけます。
裏社会に協力する病院・医師もあります。

....はい、ここまで読んで「S価学会だな?」と思ったあなた、鋭い感性をお持ちかもしれません。
さて、腎提供で借金を消そうと思っている方々に注意を喚起します。

1.腎臓一個で裏社会は満足するでしょうか?どうせなら腎臓二個、肝臓、角膜など全部金儲けに使いたいと考える893さんもいるのでは?
「腎臓一個のつもりで入院したら不帰の人」にならないようご注意ください。特に身寄りのない単身者のかた、
あなたがいなくなっても誰も気づかない、気にする人がいないとしたら....要注意です。

2.病院で検診を受けたら、腎臓がんが見つかった。「でも一個をとればいいだけですよ」と医師に言われて摘出。
もしかしたら、健康な腎臓が取り出されてしまっているかも。セカンド・オピニオンを必ず聞いてください。
それと病院の評判も事前にチェック要。

ちなみに最近まで中国では、死刑囚の死刑執行を病院で行ったりしていました。臓器の移植の便宜上です。
そして、移植を受ける患者さんは、外国人。この中国の当局や病院とつるんだビジネスなんですが、やっぱり、
最初はイスラエル人の患者さんを受け入れることから始まったそうです。その後、日本人も大挙して。893がらみのようですね。
今は、おおっぴらにはやられてはいないようですが。中国にも早く成熟した国家に成長してもらいたいものです。(日本も人のことは言えませんが。)