>>220
悪いことは言わないから、全覚と主水の対話を最初から聞き直すべきだな。

台詞で直接は言ってないだけで、木原家はそんじゅそこらの馬の骨に負ける訳に
ゆかない立場だった事を暗示しているから。

最後田所先生が脛斬りしようとしてまで全覚を斬ろうとしたのは、やはり全覚の
言ったように田所先生も剣の魔に引き込まれていたんだろう
(最後土下座から目前の剣を取って斬りかかった、という描写自体、田所先生の
病み具合をよく表した描写だったりする)。

因みに、全覚曰く「道場でも三本に二本は先生相手でも取った」ってのは、裏返せば
「一本は先生の面子を立てて取らせてる」という意味でも有る(男谷信友の逸話を参照のこと)。