【村上源次郎】大坂志郎【仏の長兵衛】
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日本の役者として、ナショナル劇場の時代劇でも多く活躍した昭和の名優・大坂志郎。
彼が演じた役柄の多くは飄々とした、それでいて温かい人情味を持つという人物でした。
ここは、時代は移り平成になった今日でも色あせる事のない、彼の偉大な活躍を偲ぶ為のスレです。 〜〜奥の部屋〜〜
大原「なに?魔法のせいで男に触られると悶絶ビクンビクンしてしまうだと?」
中川「ええ……そうらしいです」
大原「ちょっとまて中川……話がさっぱり分からん……」
中川「じつは……」
大原「なんと!天国のじいさんの弱みを突いて金をゆすろうとしただと!?」
大原「こ、こいつめ……目を覚ましたらたっぷりお説教してやる……」
両津「う……う〜む……」パチッ
両津「ありゃ?わしはいったい……?」
戸塚「なんとわざとらしいタイミングだろう……まるで漫画みたいだ……」 大原「おはよう……話はすべて聞いたよ両津君……」プルプル
両津「は は は……なんのことでしょう……」
大原「とぼけるな!!この大バカモノめ!!」
大原「金をギャンブルで使い果たしたあげく人から金をせびろうとは!!」
大原「きさまのようなやつは警察官として失格だ!!本日かぎりでクビにしてやろうか!?」
両津「そんなぁ!!それだけは勘弁してください部長!!」
両津「なんでもしますから!ギャンブルなんて二度と手を出しませんから!」
大原「本当だな!?」
両津「えっ……!?あ、いえ……今のは言葉のアヤでして……はは……」
大原「まったく……!何考えてるんだこのバカは……」 〜〜
両津「ちぇ!また始末書を書かされることになっちまった……」
両津「はい部長!書けましたよ!」
大原「どれ……おい、日付が違っとるぞ」
両津「ありゃ?」
大原「だから気持ちがたるんどると言っとるんだ!書き直せ!」
両津「はいはい!分かりましたよ!まったく!」
大原「むっ!おいこら両津なんだその態度は!」チョン
両津「あひんっ☆!」
中川「それにしても部長……よく先輩のアヘ顔を見て平気でいられるなあ……」
戸塚「長年付き合ってるから両津に対する免疫ができてんじゃねえのか?」 大原「いいな両津!まじめに働かなかったら触るぞ!」
両津「くそ……!あのタバコ一本のせいでこんなことになるとは……」
両津「ふところが厳しいのにタバコなんか買うんじゃなかった!」
両津「いや……そもそも天国のジジイが金を出してくれてたらこんなことには……」
大原「おい!ぶつぶつ言ってないで仕事をせんか!」
両津「は、はいっ!ただいま……!」
戸塚「両津のやつ、きょうは厄日みたいだな」ボソボソ
中川「いやあ……でも内心では喜んでるんじゃないですかね?」
戸塚「かもしれんな……なにしろあいつは筋金入りの変態だからな」
両津「へ〜〜っくしょい!」 ガラリ!
道たずねおじさん「あ……あんのう……」
道たずねおじさん「ちっくらおたずねすっけど……」
両津「ん……?どっかで見たような顔だな」
道たずねおじさん「はあ……ずいぶん昔に何度か……」
道たずねおじさん「そりゃさておき……道さ聞きたいんだけんど……」
両津「本官はいま忙しいんだ!あとにしてくれ」
大原「このバカモノ!」
両津「ぐへっ★」ガン!
両津「あいててて……殺す気ですか!?体重計なんか投げつけて!」
大原「おまえならそんなもので死にはせん!心配は無用だ!」 大原「始末書の書き直しなんか後回しにしろ!」
大原「ちゃんと応対せんか!今度やったら本当に触るぞ!」
両津「くそう!やればいいんでしょやれば!」
両津「どこに行きたいんだ?言ってみろ!」
道たずねおじさん「え〜〜と……食い倒れ健康食品株式会社っつうとこなんす」
両津「知らん!そんなの聞いたことないぞ!」
道たずねおじさん「地図はちゃんと持ってんだども……」
中川「どれどれ……ああ!鍋島定食屋のすぐ裏ですよ先輩!」
両津「分かったな!?これで解決!じゃあな!」
大原「せっかくだから送ってやったらどうだ両津?手をつないで」
両津「じょっ、冗談じゃありませんよ!」 道たずねおじさん「そりゃありがてえ!おねげえしますだ」
大原「これで決まりだな……」
両津「そんなムチャな!いくらなんでも強引すぎますよ!」
大原「ほら!手を握るんだ両津!」
両津「いやですったら!勘弁してくださいよ〜〜!」
道たずねおじさん「よっこらせっと」ギュッ
両津「あへっ……☆」
両津「お、おいこらっ……!手を離しやがれっ……あひょおうっ……!」ニタニタァ
大原「わはは!車に気を付けていけよ両津!」
戸塚「見ろよ中川……あの部長の楽しそうな顔を……」
中川「戸塚先輩……市民は先輩のアヘ顔をなんて思うでしょうね……」
戸塚「派出所に通報が殺到するかもしれん……今のうちにコードを抜いとこう」 〜〜
戸塚「だいぶお疲れのようだな両津」
両津「並のお疲れなんてもんじゃない……体力を使い果たしたよ……」
大原「ご苦労だったね両津くん……おい中川、肩をもんでやれ」
両津「なぬ!?」
両津「いえそんな!けっこうです!」
大原「遠慮するな両津!なんならわしがもんでやるぞ!?」
両津「ほ、ほら!この通り!本官の体力はもう完全に回復しましたからっ!」
大原「だまれ両津!上司の言うことは絶対服従だ!」モミモミ
両津「ぎょわわ〜〜〜〜っっ☆!!!!」
戸塚「ううむ……ここぞとばかりに普段の仕返しをしてるようだ……」 ガラリ!
フータロー「へへへ……こんちは」
フータロー「ひょ〜〜!派出所のなかは涼しいですねえ!」
中川「おや!フータローじゃないか!」
中川「いったいどうしたんだ?」
フータロー「ちょっと食い物のほうをめぐんでいただけませんかね?」
フータロー「この暑さで捨てられたのもすぐ腐っちゃって……」チラッ
両津「はあっ……!やめてくらはい……ぶちょお……!」
大原「そうかあ!そんなにここがいいのかね!?もっともんでやるぞぉ両津!」モミモミ
フータロー「ところで両津のダンナはなにを……?」
中川「気にするなよフータロー!あれはセミの鳴き声だと思って!」
フータロー「はあ……???」 中川「おい犬!ちょっとドッグフードもらってもいいか?」
犬「ワン!」
中川「そういうなよ!あとで散歩に連れてってやるから!」ボロボロ
中川「ほら!これくらいでいいかフータロー!?」
フータロー「いやあ……あっしはできれば人間の食い物がいいなあ……」
中川「う〜ん……夜勤のときに先輩が残らず食べちゃうからなあ」
戸塚「このドッグフードはオレたちもよく食ってるぞ!なかなかいける!」
フータロー「はあ……じゃあこれで……」
中川「またなフータロー!」
フータロー「へへへ……どうもありがとうございましたダンナ」
ピシャッ!
フータロー「ダンナがたも食い物に苦労してるんだなあ……」 両津「はひっ……はひっ……」
大原「どうだ?肩がかる〜くなっただろう両津?」
両津「ぜえ……ぜえ……」ヘナヘナ
大原「ふう……待ってろ!ちょっとトイレに行ってくる」
大原「すぐに戻ってくるからな!おとなしく待ってろよ両津!」
両津「ちくしょう……なんの因果でこんな目に……」
中川「先輩!警らをかねてちょっと犬の散歩に行ってきます!」
両津「あっ!ちょ、ちょっと待て中川!わしが代わりに行ってやろう!」
中川「えっ?べつにいいですよ先輩……」
両津「そんなこと言わずに頼む!わしに代わってくれ!」
中川「はあ……なんとなく理由は分からないでもないですがね……」 中川「なあ犬!おまえは先輩でいいかい?」
犬「ワン!」
中川「よかったですね先輩!気は乗らないけどいいって言ってますよ!」
両津「こ、こいつ……いそうろうのくせに生意気な……」
両津「とにかく行くぞ!ついてこい!」
犬「ワン!」
ガラリ!
両津「へへへ!これでやっと部長から解放されたぞ!」
両津「ひゃっほーい!気晴らしに公園で昼寝でもするか!」
戸塚「この炎天下の下でか?そのまま日射病で死んでもしらんぞ両津」
両津「うるさいっ!わしの勝手だ!」 〜〜公園〜〜
両津「ぐごごごご……」
犬「ワンワン!」
両津「ん……なんだあ?ひとがせっかく気持ちよく寝ているというのに……」
犬「ワン!」
両津「なに?ハラがへってきたからメシが食いたいだと?」
両津「そんなこと言ったってわしは金などもっとらんぞ!我慢しろ!」
犬「ワン!」
両津「じゃあ水でもいいから飲みたいだと……?」
両津「ううむ……そういえばわしもノドが渇いてきたな……」
両津「ははは!まったくしょうがない奴だ!こいつめ!」
両津「しかしこのあたりに水飲み場はなかったっけ……よし!行くぞ!」
犬「ワン!」 両津「……おや?」
両津「あそこにいるのはチャーリー小林じゃないか?」
〜〜
チャーリー小林「うっうっ……」
マネージャー「泣くなチャーリー!あきらめるんじゃない!」
チャーリー小林「朝からずっと路上サイン会やってて誰一人こないなんて……」
チャーリー小林「浮き沈みのはげしい芸能界だから……もうぼくのことなんてだれも覚えていないんだ……!」
マネージャー「そんなことはない!気をしっかりもつんだ!」
両津「おい、チャーリー……」
チャーリー小林「わああああん!!」
マネージャー「おっ、おちつけチャーリー!通行人がへんな目で見てるぞっ!」 チャーリー小林「ん……?」チラッ
チャーリー小林「あっ!?あんたはいつかの警官!?」
両津「こんなところでなにしてんだ、おまえ……」
チャーリー小林「見りゃわかるでしょう……サイン会ですよ……!」
チャーリー小林「半日もいるのに一枚もサインを求められてないけどね……ははは……」
チャーリー小林「朝に通った女学生なんか、こっちを指さして笑っていきましたよ……!」
両津「あわれなやつだ……」
チャーリー小林「このまま一枚もサインを求められなかったらどうしよう……」
チャーリー小林「そうだっ!ぼくのサインもらってください!」
両津「いらん!そんなのもらってもゴミになるだけだ!」
チャーリー小林「ご、ゴミ……」 チャーリー小林「あんまりだ……うっうっ」
両津「おまえなんかにゃ構ってられん!本官は忙しいんだ!」
チャーリー小林「やっぱりぼくは芸能界の落ちこぼれなんだ……」
チャーリー小林「このままぼくは事務所を追い出されてのたれ死ぬ運命なのか……」
両津「……」
両津「ああもう!分かったよ!もらってやるよ!」
チャーリー小林「わおっ!うれしいなあ!」
チャーリー小林「ううっ……このサインペンの懐かしい感覚……」カキカキ
チャーリー小林「これで渡す相手が熱烈なファンの女の子だったらもっと……」
両津「おい!しゃべってないで早くしろ!」
チャーリー小林「はっ、はい!」 両津「まったく、余計な荷物を増やしやがって……」
チャーリー小林「あっ!ちょっと待って!」
両津「ん?まだなにか用か?」
チャーリー小林「どうせなら握手も……ねっ?」
両津「な……に……?」ピクッ
両津「……いいことを思いついたよチャーリーくん」
両津「あの世でなら大スターになれるかもしれんぞぉ」ジャキッ
両津「どうだ?ズドンと鉛玉をくらっていっそ楽になってみるか?」
チャーリー小林「い……いやあ……それは……」
両津「わしはパトロールの途中なんだ……!二度と引き止めるなよ……」 〜〜
両津「やれやれ、とんだ時間のムダになっちまったよ!」
両津「けっこう長いこと寝てたし、急いで派出所に戻らねば……ん?」
ヴォォォォッ
本田「おいこら!オレから逃げようったってそうはいかねえぜ!」
ガシャーン!
男性「ひゃあーーっ!助けてくれーー!」
本田「おう!免許証を出せってんだよこの野郎!」
両津「よう本田!パトロール中か?」
本田「おっ!両津のダンナじゃねえか!」 本田「これでよし……と!帰っていいぜ」
男性「あんまりだ!クルマをこんなにしやがって!」
本田「オレになにか文句があるってえのか……?」
男性「い、いえ……」
本田「待たせたな両津のダンナ!」
両津「なあ本田!派出所まで連れてってくれ!」
本田「別にいいけどよ……その犬はどうすんだ?」
本田「3人乗りはちょっとキツいぜ」
犬「ワン」
両津「そうか……こいつがいたんだ……」 両津「おまえは自分で歩いて戻ってこい!」
犬「ワン!」
両津「なに?暑いから歩かずに帰りたいだと?」
両津「犬のくせに生意気なことをぬかしやがって……」
両津「本田!無線で冬本を呼べ!」
本田「なに?冬本をか?」
両津「そうだ!できる限り早く来させろ!」
本田「よし……ちょっと待ってろよ……」 〜〜
ヴォォォォッ
本田「おっ!来たようだぜ!」
冬本「おい本田!ダイナマイトを積んだ暴走トラックってのはどこだ?」
本田「悪いな冬本!ありゃウソだ!」
両津「じつはな……」
冬本「ええっ!?犬をうしろに乗せて派出所へ連れていくんですか!?」
冬本「まいったなあ……」
両津「頼むよ冬本!こいつを乗せてってやってくれ!」
両津「ほら!おまえからも頼むんだ!」グイッ
犬「キャン!(頭を下げさせられる)」
冬本「しょうがない……行きましょう」 \ これ椿だ /
\ 椿だよ / 椿だって
油にしようぜ \ΛΛΛΛΛ/ これ
< し > 油にしようぜ
< よ 椿 >
──────< う 油 >──────
椿 . < ぜ に > 椿?
椿じゃない? < . > 椿だよね
/∨∨∨∨∨\
/ 椿 .\ ヴォォォォッ
両津「おっ、おい!もっとゆっくり走れよ本田!」
本田「いつもみたいにオレにつかまりゃいいだろうが」
両津「それがムリなんだよ!いいからもっと遅くしろ!」
本田「こうか……?」
本田「こんなスピードじゃかえって危ねえぜ」
両津「つべこべ文句を言わずにこのまま行けっていったら行け!」
本田「しょうがねえなあ……」
本田「しかし……運転しづらくてたまったもんじゃねえぜ……」 冬本「どうした本田?バイクの調子でも悪いのか?」
冬本「もっとスピードを出せよ!先に行くぞ!」
本田「しかし両津のダンナがなぁ……」
両津「こら冬本!余計なことを言うんじゃない!」
両津「あまりスピードを出されるとわしが困るんだ!」
冬本「はあ……」
本田「ん?前をみろ冬本!」
本田「信号無視しやがったぞあの車!」
冬本「なにっ!?」 〜〜
御所河原「むふふ……また一句できた」
御所河原「赤信号 守るヤクザが どこにいる ごめんよ母ちゃん もう二度と守らないよう えーんえーん」
政「すっ、すばらしい!さすが組長!」
御所河原「わはは、カンラカラカラ」
御所河原「……ところで政、事務所へはまだ着かんのか?」
御所河原「早くせんとDr.スランプのアニメが始まってしまうぞ」
政「へっ、へい!もっと急がねえかバカ!」
運転手「ひいっ!すっ、すいません!」 〜〜
冬本「いくぞ本田!」
本田「おう!」
両津「まてこら!わしが乗っていることを忘れるな本田……ひゃああーーっ!」
本田「ふふふ……オレから逃れようだなんて百年はやいぜ……」ヴィィィィン
両津「クソっ……このまま落ちるよりはマシだ……」ガシッ
両津「んくぅっ……★」ゾワゾワァ
両津「えへっ、えへへっ……」アハアハ
ズルッ
両津「ぎゃあああーーーーっっ!!!!」ガリガリガリ
後続車「キキーーッ!!」
〜〜 〜〜
両津「ん……ここは……?」パチッ
麗子「あら!気が付いたのね両ちゃん!」
両津「ここは……どこだぁ?」
麗子「病院よ……」
麗子「本田さんのバイクから落ちて後続車にはねられたのよ両ちゃん」
両津「本田のやつめ!ぶっとばしてやる……」スクッ
両津「ぐわっ!いたたたた!」
麗子「あっ!ダメよ両ちゃん!」
麗子「しばらく入院して安静にしてなきゃいけないってお医者さんが言ってたわよ!」
両津「ちくしょう!なんの因果でこんな目に……」 麗子「さてと!」
麗子「それじゃ両ちゃん、私はもう行くわね……」
両津「今度わしの机からマンガもってきてくれ麗子!」
両津「ここじゃ退屈でかなわんからな……ん?」チラッ
両津「なんでチャーリーのサインが飾ってあるんだ……?」
麗子「だって両ちゃんが大事そうに持ってたんじゃないの!」
両津「いらん!捨てちまえそんなもの!」
麗子「じゃあね両ちゃん!また来るわね!」
両津「おっ、おい麗子!」
バタン! 両津「ちぇっ!行っちまいやがった!」
両津「あいつのサインなんか縁起が悪くて飾りたかねえよ……ぶつぶつ」
コンコン
両津「ん……今度はだれだ?」
洋子「わたしよ両さん!」ガチャ
両津「おっ!洋子ちゃんか!」
両津「ちょうどよかった!そこのチャーリー小林のサインをあげるよ!」
洋子「えっ!?」
両津「どうだい?友達に自慢できるぞ!」
洋子「う、うん……ありがとう……」 / ,.、 ,.、田んぼ/ / /,.、 ,.、 / / ,.、 ,.、用水路見てくる
∠二二、ヽ の / ∠二二、ヽ / /∠二二、ヽ /
(( ´・ω・`)) / (( ´・ω・`)) /(( ´・ω・`)) / ビュー
/ ~~ :~~~〈 / /ちょっと堤防 // ~~ :~~~〈 // /
ノ : _,,..ゝ/\/\/\/\/\/ノ : _,,..ゝ /
(,,..,)二i_, / 絶 対 / (,,..,)二i_ /
────< _>────(( ´・ω・`)) / サーフィンしてくる
,.、 ,.、 畑が/ だ め!/ ,.、 ,.、/ /~~ :~~~〈 //
二二、ヽ /\/\/\/\/\// ∠二二、ヽ/水門が
・ω・`))/ /(( ´・ω・`)) / (( ´・ω・`)) //
:~~~〈 / 屋 / ~~ :~~~〈// / ~~ :~~~〈 /
: _,,.. / 根ノ : _,,.ゝ/ ノ : _,,..ゝ / 両津「ところで高校のほうはどうだい?」
洋子「3年生だから受験勉強でもう大変よ!」
洋子「今日も夏期講習の帰りなのよ!」
両津「そうか……がんばってな!」
洋子「うん……あっ!もうこんな時間だわ!」
洋子「おばあちゃんが心配するといけないからもう帰るわね!」
両津「そうか……気をつけて帰れよ!」
両津「分からないことがあったら遠慮せず派出所に来るんだぞ!」
両津「わしから中川たちに言っておくからな!」
洋子「はーい!」
バタン! 両津「ありゃ?」
両津「洋子ちゃん、結局チャーリーのサインを持っていかなかったのか……」
両津「まあ、こんなものをあげて運気が下がって受験に落ちてもいかんしなあ」
両津「あとで自分で捨てておくか……」
両津「……それにしてもわしって案外もてるのかもしれんなあ!」
両津「まさか女がふたりも訪ねてきてくれるなんて思わなかった……」
ボン!
両津「うわあっ!?」
小梅「両さんっ!さがしたわ!」
両津「あっ!じいさんの孫の小梅ちゃんか!?」
両津「う〜む……二度あることは三度あるって本当だな……!」 小梅「車にひかれたんですってね!だいじょうぶ両さん!?」
両津「ああ……まあな」
小梅「あ〜よかった!」
小梅「おじいちゃまのかけた魔法のせいでこんなことになってごめんね!」
小梅「今からあたしが元に戻してあげるわっ!」
両津「おおっ!そりゃありがたい!」
ボン!
両津「げほっげほっ……」
両津「小梅ちゃん!これで元に戻ったのかっ!?」
小梅「ごほごほっ……あたしはまだ何もしてないけど……」
理香「わしじゃよ」
両津「げげっ!?天国のじじい!?」 理香「こら小梅!余計なことをしちゃいかん!」
小梅「だってこのままじゃ両さんがかわいそうよ!」
両津「そうだそうだ!」
理香「うるさいっ!おまえさんは黙っとれ!」
理香「元はといえば原因は全てこの男なんじゃぞ!」
小梅「でもこんなに大きなケガをしたのよ両さん!もう充分だと思うわ!」
理香「問答無用じゃ!天国に帰るぞ小梅!」
小梅「ま、待っておじいちゃま!せめてケガを治してあげるくらい……きゃあっ!」
理香「きっちり一週間たったら戻してやる!さらばじゃ!」
両津「そんなぁ!待ってくれ!」
ボン! 両津「ちくしょうあのジジイめ!あと一歩のところだったのに!」
大原「残念だったな両津!」ガチャ!
両津「げっ!?ぶっ、部長!?」
両津「ノックもせずに入ってこないでくださいよ!?」
大原「だまれバカモノ!来てやっただけありがたいと思え!」
中川「みんなで見舞いにきましたよ先輩!」
丸出ダメ太郎「大丈夫ですか神様!?」
大原「さあ!みんなで順番に両津を触ってやるんだ!」
両津「なっ、なんですって!?」
大原「まずわしから」ハグ
両津「んほおおお〜〜〜〜★っ!」ビクンビクン 大原「派出所を抜け出した罰だ!おまえらも触ってやれ!」
寺井「うらまないでね両さん!」ムギュッ
両津「ぎゃああ〜〜〜〜っ!!離せ寺井〜〜〜〜っ!!」
度怒り炎の介「くくく……こいつぁおもしれえぜ!」
大原「わはは!次はだれだ!?」
星「くそ!こんな時にしか出番がないとは……!」
星「相手が女性ファンじゃなくて両津だというのが残念だ……」サワサワ
両津「ぎょええええええ☆!!!!」
中川「よくあんないやらしい手つきで先輩の尻をさわれるなあ……」
戸塚「まったくだ、ここの連中は変態ばっかりか……?」 両津「んふぅ……からだにチカラが入らん……」ガクガク
大原「まだまだいるぞ!覚悟しろよ両津!」
チャーリー小林「ふたたび人に握手できるなんて夢のようだ……!うっうっ……!」ガシッ
両津「ま、またおまえか……くぅっ……!」
チャーリー小林「ううっ……この人肌の温かい感触……なつかしいなあ……」ギューッ
両津「い、いいかげんに手を離せっ……ん!?」チラッ
花太郎「ンモーッ!」
両津「げえっ!おまえは山奥村の花太郎!?」
両津「も、もうからだが持ちましぇん部長!勘弁してくらはい!」
大原「ダメだ!まだまだ股崎や野口たちが残っとる!」
両津「そんなぁ!きりがありませんよ部長!」
両津「てっ、天国で見てるんだろじいさん!頼むから助けてくれ〜〜〜〜!!」
〜〜おしまい〜〜 あとがき
最後まで見てくださった方、深く感謝いたします。
このSSのテーマは「健全なホモ」です。
当初はもっと掘ったり掘られたりの展開が続いていく予定でしたが、
なんだかんだで比較的健全なところに収まりました。
また、時系列的には滅茶苦茶なSSですが、なにとぞ目をお瞑りいただきとうございます。
花山理香やダメ太郎が出てくるずっと前に、両津や大原は禁煙しています。
さらにいうと、その時期になると洋子ちゃんや冬本は消えています。
でも、できるだけ初期のキャラを多く出したかったので、こうなりました。
ありがとう!!
さようなら!!
本当の本当にTHE-END
―おしまい― ,, -―-、
/ ヽ
/ ̄ ̄/ /i⌒ヽ、| オエーー!!!!!
/ (゜)/ / /
/ ト、.,../ ,ー-、
=彳 \\‘゚。、` ヽ。、o
/ \\゚。、。、o
/ /⌒ ヽ ヽU o
/ │ `ヽU ∴l
│ │ U :l
|:!
U バァァァァーーン \(`・ω・´ ) /
(`/ω・´)> \(⊃⌒*⌒⊂) / (`・ω・´)/
\ ヽ \/__ノωヽ__)/ く\ ヽ
>ωく ∧∧∧∧∧ >ωく
< の モ チ>
───────────< 予 ミ ン>──────────
. < 感 モ コ>
< !!! ミ >
(`・ω・´)チンコモーミモミ!!!/∨∨∨∨∨\ (`・ω・´)
\ヽ/ヽ / .\ く\ ヽ>
. >ωく . / く(`・ω・´)> .\ ノ ω \
. / ..\( ω )/ \ どなたか大坂志郎さんのお墓がどこにあるか・・ご存じの方
いらっしゃいませんか? 沼津市の牛臥というところに昔、大坂志郎さんの別荘がありました。
日メン寺というお寺や御用邸の近くでした。 >>101
さすが大物役者
群馬の某所にも別荘があったと
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