大奥の見せ場は豪華な衣装や歴史的な大局もさりながら、女同士の日常の陰湿
な争いだと思う。

雲井と葛岡2人を敵に回して、初島は孤軍奮闘。
雲井と葛岡はお楽が家光の御寵愛を得るためにと、掻取着用のままではある
が、家光に見立てた雲井付きの中揩ニお楽を抱き合わさせ、お褥での所作を
あれこれと指図する。
そこへ声かけも無くいきなり襖をあけて初島とお付き中揩ェ踏みこんでくる

葛岡「無礼な!」
初島「女同士の抱擁は御法度のはず」

また、台詞は無音だったが、初島の捌いた掻取の裾に湯飲み茶碗を倒され
た葛岡が文句をつけている場面もありましたなぁ。