もうx86は必要なくなるな(´・ω・`)




ARM版Windows 10がx86版Windows 10とほぼ同じサクサク具合で快適に動くデモ公開、エミュレート用システム「CHPE」を技術者が解説
http://gigazine.net/news/20170512-windows-10-on-arm/

起動すると、x86版のWindows 10とまったく同じ。ARM版Windows 10では、エミュレーションソフトによって、x86版のWindows 10 Proが動いています。
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「ARM版Windows 10は、x86版のWindows 10と同様にWin 32アプリケーションが動くのが最大の特長です。
Win 32アプリケーションの使い方は、サイトにアクセスして実行ファイルをダウンロードしインストールすればOK。普通のWindows 10と何ら異なるところはありません」
Win 32アプリケーションの代表的なオープンソースソフト「7-Zip」をインストールして使ってみるとのこと。公式サイトからダウンロードした7-Zipのインストーラーを実行。
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ARM版Windows 10で動くWin32アプリケーションには特別な処理は施されていないので、既存のソフトウェア資源を完全に有効活用できます。
ユーザーがARM版Windows 10を使う上で、注意するべき点は何一つなし。通常のWindows 10 Proとしての機能が完全に使えます。
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これを実現するのが、Windows on Windows(WOW)というエミュレーションソフト。64bit版WindowsでWin32アプリケーションを動かすために「WOW 64」がありますが、仕組みは全く同じ。
WOW 64ではCPU処理は物理CPUが行いますが、ARM版Windows 10のWOWではCPU処理までソフトウェアで実行されるという違いがあります。
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動的エミュレーションを動かすかわりに、Compiled Hybrid PE(CHPE)と呼ばれるx86 DLLを開発してARM64コードを動かしているとのこと。
Kishan氏は「CHPEはあらかじめ生成された完全なバイナリのようなものです」と説明しています。CHPEを使うことで、ほとんどネイティブコードと変わらない速度でのエミュレーションが可能になっているそうです
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